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  2. BGMでの快適なオフィス環境作り
  3. オフィスBGMとは ~その効果とおすすめの活用方法~

BGMでの快適なオフィス環境作り

オフィスBGMとは ~その効果とおすすめの活用方法~

BGMでの快適なオフィス環境作り

オフィスBGMとは、その名の通りオフィスで流す音楽を指します。
オフィスBGMには「コミュニケーションの活性化」「マスキング」「集中力の向上」、さらには「企業のイメージブランディング」の効果が期待できると言われ、近年、オフィスBGMの導入は多くの企業で広がりを見せています。

しかし、まだまだ「オフィスに音楽?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
そこで本コラムでは、オフィスBGMをより深くご理解いただくため、オフィスBGMの必要性からその効果、有効的な活用方法をお伝えいたします。

なぜオフィスBGMが必要なのか

近年、オフィスBGMの導入が増えていますが、その背景には、働き方改革によるハイブリットワークの広がりやオフィス環境改善の動き、オフィスの在り方の変容などが考えられます。
そこで、本項目ではオフィスBGMの必要性をオフィスの変遷と無音のオフィスの課題とを交えながらご紹介いたします。

<オフィスの在り方の変容>

働き方改革やコロナ禍を経て、ワークスタイルの変革が求められる時代となりました。この流れの中でオフィスも「単なる仕事をする空間」から、リアルなコミュニケーションを取ることで「エンゲージメントや創造力を育み、向上させる空間」へ変化してしているのではないでしょうか。

<オフィスの課題>

例えば、無音のオフィスのままでは、静か過ぎるあまりちょっとした話し声や音が全体に響いてしまうため、「コミュニケーションが取りづらい」「会議で積極的な発言がしづらい」といった問題が発生し、ご相談をいただく機会が増えています。
「オンライン会議の増加」や「若手社員の需要の変化」といった、時流に沿う職場環境の構築が課題となっています。

<オフィスBGMの役割>

そういった課題を解決するのがオフィスBGMなのです。さりげなく音楽が流れていることで、会話がしやすい雰囲気を作ることができたり、キーボード・電話・オンライン会議などといった雑音から耳を遠ざけ目の前の仕事への集中につなげることが期待できます。

このように新しいオフィス空間を構成する要素として「音」は、内装・照明・インテリアと並んで非常に重要な役割を果たすのです。

オフィスBGMがもたらす効果

オフィスBGMがもたらす効果

このようにオフィスBGMはオフィスの環境を改善し、空間演出にも一役買うツールとなっています。そこで本項目では、具体的なオフィスBGMの効果を楽曲例を交えながらご紹介いたします。楽曲ひとつで得られる効果も異なってきますので、楽曲ごとに持つ効果がどのようなものなのか知っておくことは重要です。

<コミュニケーション活性化>

カフェなどでBGMが止まると、会話が止まったり、静かな場所では自然とひそひそ話になるといった経験をしたことはありませんか?このようにBGMが流れていることで、会話をしやすい雰囲気を作ることができるのです。
特に軽快なジャズ音楽などは職場を明るい雰囲気にし、コミュニケーションの活性を促します。

<マスキング効果>

BGMが流れていることで周りの音が気にならなくなります。これは、周波数が近い音を発生させることで片方の音が聞こえにくくなる現象を活用した効果になります。
一般的に自然音と呼ばれる「川のせせらぎ」などは人の会話の声と近い周波数帯と言われ、高いマスキング効果が期待できます。

<ストレス緩和>

音楽の持つモーツァルト効果は、音響学的な特性が副交感神経に直接働きかけると言われています。この作用により、血圧や心拍が安定したり、身体があたたまり、身体がリラックス状態に導かれ、ひいてはストレスの緩和につながると言われています。

<空間演出>

街や商業施設では、季節ごとにあるイベントにあった楽曲が流れ、演出を行うように音楽は空間演出の役割も担うことができます。
例えば、受付で会社のイメージや雰囲気にあった楽曲を流すことで、来客者へのイメージづけを行うことが出来ます。

オフィスBGMを流す際の注意点

ここまで見てきたようにオフィスBGMは、さまざまな効果が期待できるツールです。しかし、BGMを適切に選ばないと、かえって逆効果になることもあります。
そこで今回は、オフィスBGMを流す際の注意点について解説します。

<ジャンル・曲調>

作業に集中できるように、聞き流しやすい音楽を選ぶことが大切です。ボーカルが入っている曲やアップテンポすぎる曲は避け、クラシックやジャズ、インストゥルメンタルなどのジャンルがおすすめです。

<著作権>

個人向け音楽配信サービスや動画配信サービス、市販CDの商用利用は、従業員のみの視聴の場合を除き、著作権の侵害に当たります。CDの場合は、JASRACへ著作権手続きと所定の著作権使用料の支払いを行えば使用できますが、音楽配信サービスはJASRACの手続きをしても使用不可となります。
オフィスBGMを流す際は、著作権の手続きや使用料の支払いを行っているサービスを選ぶのが良いでしょう。

<音量>

音量が大きすぎると、かえって集中力が低下する可能性があります。そのため、音量は適切に設定し、雑音をマスキングする程度にするのがよいでしょう。邪魔にならない音量は、40~50デシベルと言われていて、静かなオフィスと同程度の音量となっています。

オフィスBGMの効果的な活用方法

一言で「オフィスBGMを流す」といってもその流し方次第で、得られる効果は異なってきます。ただ好きな曲を垂れ流ししているだけでは、先ほど述べたような効果は期待できません。そこで本項目では、オフィスBGMの効果的な活用方法についてご紹介いたします。

<時間帯によってBGMを切り替える>

人は起床後3-4時間後に体温が上昇し「生産性の高い状態(時間)」に、起床後8-11時間後は体温のピークに達し、脳の機能が低下する「生産性が低い状態(時間)」になると言われています。この原理を活用し、身体の状態にあった楽曲を流すことで、効果をより実感しやすくなります。
例えば、朝の体温があがる前は、自律神経のバランスがとれるBGMや血流をよくするクラシック等をかけるなどで、業務に集中ができます。午後から夕方にかけて、集中力が切れる頃には、ヒーリング効果のあるような楽曲を流し疲れの軽減を促します。

<エリアによってBGMを変える>

エリアの目的や雰囲気演出のために楽曲の流し分けをすることも重要です。
カフェエリアやリフレッシュルームと言ったスペースでは、リラックスできる音楽やコミュニケーションのきっかけとなるような楽曲を取り入れてみるのも良いでしょう。

<アナウンスやコメントを入れる>

アナウンスやコメントを流し、従業員に情報をお知らせするというのも効果的な活用の一つでしょう。休憩時間や退社時間を知らせることで社員の業務管理を実施することができますし、社内ルールの周知で簡単に社員全員に周知することができるでしょう。

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<安心の体制>

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<導入企業の約87%が効果を実感>

Sound Design for OFFICEの導入企業のアンケートの結果、約87%が環境の変化を実感していることがわかっています。具体的には「隣室の話し声が気にならなくなった」「業務効率があがった」「雰囲気が明るくなった」「癒されるようになった」「残業する人が減った」「コミュニケーションが促進された」などの声をいただいております。

<目的に沿った豊富で専門的な楽曲>

「マスキング」、「集中力向上」や「コミュニケーション活性」といった目的に合わせた最適なプログラムを用意しています。

目的別に楽曲の一例をまとめていますので、是非一度ラインナップをご確認ください。

・集中力を高める
・コミュニケーションを活性化する
・ストレスを緩和する
・雑音をマスキングする

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