コラムCOLUMN
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BGMでの快適なオフィス環境作り
昨今コミュニケーション活性化や企業の理念・ビジョン浸透を目的として社内で楽しめるイベントを開催する企業が増えています。
これは、オフィスの環境改善を推進する上で、特にコロナ禍以降では「コミュニケーション」や「エンゲージメント」がより重要な指標となっているからでしょう。
今回は、社内イベントの必要性を説明するとともに、社内イベント事例や成功させるポイントを紹介します。
少子高齢化が進む現代日本では生産年齢人口が年々減少し、どの業種も働き手が不足しています。人手不足を解消するには、新しい人員を補充することももちろん大切ですが、既存社員に長く勤めてもらうということが必要不可欠です。次の2つのポイントによって、社内イベント開催の必要性が上昇しています。
厚生労働省の発表した「就職後3年以内の離職率」のデータによると、大卒で32.3%、高卒で37.0%が3年以内に離職をしているとのことです。
単純計算すると、採用した1/3が3年以内には辞めてしまうというのが現実で、採用に大きなコストがかかることが見てとれます。
離職を防ぐには、離職する理由を把握することも大切です。
厚生労働省が発表した「令和4年雇用動向調査結果の概況」を元に、離職の理由を見てみると、上位に「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」「職場の人間関係が好ましくなかった」が来ています。他にも人材会社が調査したところ、「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」「労働時間・環境が不満だった」「同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった」など、社内の人間関係や環境に不満を感じて離職した人が半数を超えるという結果が報告されています。
このように人間関係や職場の関係が好ましくないことが離職に繋がっていることがわかります。こうした状況を改善するのに有効的なのが”社内イベント”です。
人間関係のわだかまりはコミュニケーション不足が一因となっているケースが多いです。コミュニケーションは、業務中の上司・部下や部門内のやり取りだけではなく、業務外で起こる上司・部下や部門内・外のやり取りも含まれます。社員全員が一丸となって楽しめる社内イベントは、社員同士のコミュニケーションが活性化され、さらに様々な日常の情報交換ができる環境だからこそ離職率の上昇を防ぐ効果が期待されています。
イベントというと、会場を借りて大々的に行う一大行事というイメージがありますが、コストや社員の負担を考えると、わざわざ別の場所を用意するのは非効率です。
そもそも社内イベントは、社員同士の良好な関係を保つために定期的に実施するパターンが多いので、オフィス内で簡単に行えるものの方が無理なく続けることができます。
ここではオフィス内で手軽に実施できる社内イベントの例を5つ紹介します。
たとえ大人になっても、誰かに誕生日をお祝いしてもらえるのは嬉しいものです。
普通に働いていると互いの誕生日を知る機会はあまりありませんが、会社は当然、社員一人ひとりの生年月日を把握していますので、ささやかな誕生日会を催すことができます。
内容は会社によって異なりますが、全員でケーキを食べたり、バースデーカードを渡したり、会社からちょっとしたプレゼントを贈ったりするケースが多いようです。
クイズ大会は、問題さえ用意すれば特別な道具を必要としない手軽な社内イベントのひとつです。
個人で回答するのもよいですが、いくつかの班にわけてグループごとの回答にすると、社員同士で話し合うなどコミュニケーションを取りやすくなります。
みんなで楽しめるビンゴゲームは、クイズ大会同様、難しいルールや大がかりな道具を必要としないことから、多くの会社が社内イベントに取り入れています。
ちょっと豪華な賞品を用意すれば社員の取り組み方にも熱が入り、イベント担当者が番号を読み上げるたびに一喜一憂したりして大いに盛り上がるでしょう。
なお、ビンゴゲームに必要なビンゴカードやビンゴマシンは、100円ショップやおもちゃコーナーなどで簡単に手に入ります。
ビンゴカードは使い捨てですが、ビンゴマシンは繰り返し利用できるので、定期的にイベントを開催するのならワンランク上の電動マシンを購入してもよいでしょう。
ラジオ体操は小学生が夏休み中に参加する行事というイメージがありますが、大人の運動不足解消にも有効な手段です。
さほどスペースを必要としないため、オフィス内でも問題なく実施できます。また。時間も5分程度と短いので、朝の就業前や昼休み時間中などに習慣として取り入れている会社も多くあります。
適度に体を動かすと気持ちもリフレッシュしますし、社員全員が同じ体操を行う事で一体感も増すので一石二鳥の効果が期待できます。
表彰イベントとは、一定の成果を上げた者や、日頃がんばっている者を何人か選出して表彰するイベントのことです。
同じ社内にいても、担当やプロジェクトが異なると誰がどんな仕事をしているのかわかりにくいものですが、表彰イベントを行うことで各々の業務が可視化され、互いをよく知るきっかけとなります。
また、自分の仕事が評価され、みんなの前で表彰されることは社員のモチベーションアップにつながります。
社員同士のコミュニケーションだけでなく、業績アップにも役立つ表彰式は数ある社内イベントの中で最も採用率が高く、非常にポピュラーなものになりつつあります。
オフィス内で行える社内イベントは手軽な割に高い効果が見込めるため、積極的に採用する会社が増えています。
ただ、何の工夫もせずにイベントを開催すると、知らないうちに社員に負担をかけてしまったり、いまいち盛り上がらずに終わってしまったりする可能性があります。
社内イベントを企画する際、何より大切なのは参加する社員の立場になって考えることです。
よくあるセミナーや飲み会などは運営者が主体になってしまいやすく、ともすれば会社の押しつけになってしまうケースも多々見受けられます。
社内イベントの目的は参加者、つまり社員同士が一体となって取り組むことでコミュニケーションを活性化することにあります。運営者はあくまでそれをお手伝いするだけなので、常に参加者目線で企画・運営することを心掛けましょう。
それには参加者が楽しい、面白いと感じるイベントを考案するだけでなく、全員が無理なく参加できる日時や内容を設定することも重要です。
社内イベントはいつも仕事をしている場所で、いつもと違う行事を楽しめるところが魅力ですが、やはり「職場」というイメージが強いぶん、いまいちイベントに乗り切れないという人も多いでしょう。
そんなときは、社内にBGMを流し、イベントを楽しめる雰囲気を演出するのがおすすめです。
最近は快適な職場環境づくりの一環として、社内の雰囲気やイメージに合った音楽を流すオフィスBGMサービスを取り入れている企業が増えてきています。
オフィスBGMはニーズに合わせて好みのジャンルを選択できるので、明るくワクワクするようなポップミュージックを流したりすると、イベント開始前から楽しい雰囲気を作り出せるでしょう。
Sound Design for OFFICEでは店舗用有線放送で培ったノウハウを活かした「オフィスBGM」専門サービスを提供しています。執務室の活用だけではなく、イベントを盛り上げる様々なチャンネルもご用意しております。
店舗用有線放送でも多く活用されている、ショッパーズツールの活用でイベントを盛り上げることができます。 バースデイソング・ラジオ体操など、イベントにそのまま活用できるチャンネルをご用意しております。
Sound Design for OFFICEではオフィスに最適なBGMを9つの機能別にチャンネルをカテゴライズしてお届けしています。
「コミュニケーション活性化」をはじめ「明るい雰囲気にする」や「気分転換を促す」など目的別に楽曲の一例をまとめていますので、是非一度ラインナップをご確認ください。
他にも、USENではBGM✕映像✕エンタメを実現した「USEN MUSIC Entertainment」というサービスも取り扱いをしております。
本サービスでは、BGMだけでなくミュージックビデオの放映やビンゴ・カラオケ機能がついており社内イベントの活用にも有効です。
是非一度お問い合わせください。
オフィスにBGMという発想を。オフィスにBGMを流すだけでポジティブな効果がたくさん!
オフィスには「オフィス専用」のBGM、ぜひ試してみませんか?