1. コラム
  2. BGMでの快適なオフィス環境作り
  3. 音楽が睡眠にもたらす効果

BGMでの快適なオフィス環境作り

音楽が睡眠にもたらす効果

音楽が睡眠にもたらす効果

寝つきが悪かったり、眠りが浅くてすぐに起きてしまう夜。皆さんはどのような快眠対策をとりますか?
アロマを焚く、枕を変える、温かい飲み物を飲むなど、様々な対処法があります。そのなかでも多くの方が実践している快眠対策として、「音楽」が挙げられます。眠れない夜に音楽を流すことで、質の悪い眠りの改善につながると考えられているのです。実際は、睡眠と音楽にはどのような関連があるのでしょうか。

今回は、音楽が眠りにもたらす効果についてご紹介します。

睡眠と音楽の関係性

厚生労働省の調査によると、成人の約1/5の割合の人が睡眠に関する健康問題を抱えていると言われるほど、睡眠トラブルは深刻なものです。「朝すっきり起きられない」「何度も目が覚める」「眠りが浅いため昼間に睡魔に襲われる」などといった症状が代表的で、睡眠の質の悪さに悩まされます。

こうした不眠状態を解消するためには、身体をリラックスモードにすることがポイントです。人は、日中活動モードに、夜はリラックスモードに切り替えることで健康的な体を維持することができます。睡眠時にリラックスモードになるために重要となるのが、脳を休ませること。脳をリラックス状態にさせる有効な手段として、音楽は効果的な方法とされます。

脳がリラックスした状態になると、「α波」という脳波が見られます。睡眠に効果的な心地よい音楽には、脳をα波に導く効果があることが証明されています。つまり、音楽の種類によっては、就寝前に音楽を聴くことで快眠の実現に大きくつながることが期待できるのです。

寝つき向上につながる音楽

寝つき向上につながる音楽2

睡眠前に音楽を聴くことは、睡眠の質の向上という点ではその効果が高いといえます。
最大限に睡眠効果を上げるために重要となるのが選曲です。次のような曲は、脳内にα波を発生させやすいとして効果的です。

・川のせせらぎ、波の音などの自然音が入ったヒーリング音楽
自然界の音を取り入れたヒーリング音楽は、α波が出やすい音楽として代表的です。鳥の鳴き声や風で木々の葉が揺れる音、波の音などの自然界の音には、1/fゆらぎと呼ばれる周波数に反比例するゆらぎが含まれています。このヒーリング音楽がもつ1/fゆらぎは体をリラックスさせて心地よさを感じさせるα波の出現につながるといわれています。

・オルゴールの音
オルゴールの音程やリズムは心身のバランスを調整する効果が高いといわれています。自律神経の働きが整い、リラックス効果を得ることができるのです。
また、オルゴールが持つ周波数は幅広く、これらの周波が五感を活性化させて血行を促進します。脳の働きを正常に機能させ、睡眠の質の向上はもちろん、肩こりや腰痛・頭痛や食欲不振、冷えなどの体の不調を改善へと導きます。

・歌詞が入っていない音楽
音楽が入っている音楽は、気分転換をしたい時やストレス解消には効果が高いとされます。ただし、睡眠時に聞くと歌詞の内容に意識がいくため、脳がリラックスモードに入りにくくなります。歌詞が入っていないインストルメンタルの曲がおすすめです。

・4000ヘルツ以上の高周波音楽
快眠を実現するためには、4000ヘルツ以上の高周波音を含む音楽が効果的といわれています。単調でゆったりとしたリズム感が脳をリラックスさせ、α波を発生させやすいのです。また、テンポが乱れることなく一定を維持することもポイント。心身の安定につながり、さらなる快眠アップを期待することができます。

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睡眠の妨げになる音楽

睡眠前の音楽は快眠効果が高いといわれますが、音楽の選曲や聴き方を間違えると逆に睡眠の質の低下につながる可能性があります。睡眠前に音楽を聴く際は、次の点に気をつけましょう。

・脳を活性化させる音楽
心地よい睡眠を実現させるためには、脳をリラックスさせることが最も重要なポイントです。そのため、逆に脳を活性化させる音楽を選曲すると、寝つきの悪さや眠りの浅さなどの睡眠障害につながることがあります。

脳の働きを活発にする音楽は、「激しい曲」・「歌詞つきの曲」などです。これらの音楽の場合、心身のリラックス効果を見込むことができません。ストレス解消や気持ちをリフレッシュする時に聴きましょう。

・イヤホンやヘッドホンを使用する際は要注意
睡眠時にイヤホンやヘッドホンで音楽を聴く場合は注意が必要です。これらの使い方によっては、「イヤホン難聴」「ヘッドホン難聴」のリスクが高まります。これは、イヤホンやヘッドホンの使い方を間違えることが原因で引き起こされる、耳の聞こえずらさのことをさします。イヤホン・ヘッドホン難聴を引き起こすのは、これらをつけたまま長時間、かつ大音量で音楽を聴いている場合です。はじめは自覚症状がなくても、だんだんと生活に支障をきたすほどの難聴へつながることも。

睡眠前にイヤホン・ヘッドホンで音楽を聴く時は、なるべく小さい音量で、また入眠のタイミング(30分程度)でタイマーが切れるように設定しておくのがおすすめです。

音楽の力をオフィスでも活用!

音楽は私達の体にリラックス効果をもたらすものであるということが、睡眠と音楽の関係からわかったと思います。音楽が持つ力はさまざまな場面で用いられており、シーンによって上手く音楽を活用することで思わぬ効果を得られることも。
今回は、オフィスBGMとしてオフィスに音楽を取り入れることによる効果やメリットについてご紹介します。

オフィスBGMの効果とは?

オフィスBGMは今や多くの企業で導入されているものです。主に職場改善や仕事効率を上げることを目的としてオフィス内の様々な場所、時間に活用されています。

・休憩室への導入でリフレッシュ!
オフィスBGMが導入される場所として、オフィスの休憩室は代表的です。音楽と睡眠の関係からもわかる通り、音楽には脳をリラックスさせる効果があります。長時間の作業で疲弊した心身をリフレッシュし、休憩後からの仕事を効率よくすすめることが可能です。

・居心地のよい空間を作る!
オフィスの受付などにオフィスBGMを導入することで、社内の雰囲気をやわらかくすることができます。オフィスBGMにはイメージ誘導効果があり、居心地の良い雰囲気を作ることができます。大事なお客様をお迎えするときに良い印象を与えられ、相談しやすい雰囲気を演出することが可能です。

・会議中の会話漏れ防止!
オフィスBGMを会議室に導入することで、会議の内容の外漏れ防止につながります。人事的な内容や重要な面談をしている時など、他の人には聞かれたくない内容の会議をしているときもあるでしょう。オフィスBGMには音で他の音をカモフラージュするマスキング効果があるため、音漏れを防止することができます。

まとめ

音楽と睡眠には深い関係があり、音楽の聴き方が睡眠の質を大きく左右します。睡眠前、テンポが激しく歌詞がある音楽を大音量で聴くと睡眠の質が下がって眠りの浅さなどの睡眠障害につながります。しかし、気持ちを落ち着かせて脳内のα波を発生させてくれるような音楽は、睡眠の質を高めて快適な眠りへといざないます。

音楽と睡眠の関係からわかるように、音楽には使い方によってさまざまな効果を得ることができます。そのため多くのシーンで活用されており、オフィスBGMはその代表的な一例といえます。
まだオフィス内にBGMを導入していない場合は、ぜひオフィスBGMの導入を検討してみてください。

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