1. コラム
  2. BGMでの快適なオフィス環境作り
  3. 職場環境の改善に!オフィスBGMの導入が今必要とされているワケ

BGMでの快適なオフィス環境作り

職場環境の改善に!オフィスBGMの導入が今必要とされているワケ

職場環境の改善に!オフィスBGMの導入が今必要とされているワケ

職場の環境改善対策として耳目を集めているオフィスBGM。いま、オフィスBGMが必要とされているのには、ワケがあります。
今回はその理由と、オフィスBGM導入で期待できる効果などを紹介します。

オフィスBGMは音楽療法として注目されている

音楽療法とは、音楽がもつ、心身への作用を利用して、体調の改善を目指す療法です。音楽療法には能動的音楽療法と受動的音楽療法がありますが、BGMに期待できるのは受動的音楽療法です。「聴く」ことを主体として、音楽が感情に呼びかける力で心身の回復をはかります。

・音楽療法では脳が活性化することが認められている
音楽療法の効果のひとつとして、脳の活性化が挙げられます。これは認知症の予防にもつながる効果です。公益社団法人 日本ストリートダンススタジオ協会と奈良県立医科大学との共同研究では、音楽にあわせてダンスをすることで、脳が活性化したという報告があります。[注1]

これはオフィスにおいてもいえ、リズムのある音楽にあわせて作業することで、脳の活性化が期待できます。

[注1] 認知症予防ダンスプログラムの結果が出ました | 社団法人 日本ストリートダンススタジオ協会(NSSA)
https://nssa.or.jp/topics/archives/220

オフィスBGMの導入で期待される3つの効果

オフィスBGMを導入することで期待できる効果は3つあります。

・1. ストレスの緩和
音楽を聴くことでストレスの緩和が期待できます。働き方改革によって、従業員のワークライフバランスの充実に重きが置かれはじめ、過度な労働を是正する動きはおきています。ですが、いまだに仕事においてストレスを感じている人は多数います。厚生労働省が行なった「労働安全衛生調査」では、「現在の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスになっていると感じる事柄がある労働者」の割合は、59.5%となっており、半数以上の人がストレスを感じているという結果になっています。[注2]

この社会的な問題ともいえるストレスに対して、音楽は作用。オフィスBGMを用いることで、ビジネスシーンにおけるストレス軽減できます。

[注2]こころの耳 厚生労働省
http://kokoro.mhlw.go.jp/statistics/

・2. オフィスの雰囲気を良好にして働きやすい職場環境を生み出す
オフィスBGMはストレスを緩和するだけでなく、社内の雰囲気を良好にして働きやすい職場環境を生み出すのにも、一役買います。
例えばアップテンポの曲をかければ、社内のやる気が高まり、一体感が生まれてきます。

・3. マスキング効果で会話の漏れや雑音を減らせる
オフィスでBGMを流すことで、マスキング効果が期待できます。この効果は、音楽でその他の雑音をかき消すことを意味します。例えば、社内の雑音が気になるといった場合や、会議の内容などが漏れる心配が減らせます。

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BGM導入におすすめなオフィスでの活用シーン

職場環境の改善に!オフィスBGMの導入が今必要とされているワケ2

オフィスのシーンごとに、オフィスBGMの活用方法は異なります。
シーン別でのBGM活用術を紹介します。

・やる気がでない月曜日の起爆剤として
休日明けの月曜日となると、会社へ向かう足取りも心なしか重くなるものです。実際に、株式会社ネオマーケティングが行った「曜日に関する調査」では、月曜日が最も嫌いと答えた人が全体の69.5%、700人近い人数が月曜を憂鬱であると回答しています。[注3]

やる気がでないうえに、月曜日は休み明けであるため、顧客からの問い合わせやメール対応など、やるべき仕事がたくさんあります。

このようにオフィスの雰囲気が沈みがちな月曜日には、オフィスBGMとして、アッパーな楽曲を選びましょう。BPMも116くらいで、メロディもあれば、憂鬱な月曜日に起爆剤としての効果が期待できます。

[注3] 曜日に関する調査 | 株式会社ネオマーケティング
https://www.neo-m.jp/investigation/132

・離職率を下げて人材を確保したい
企業にとって収益拡大も課題ですが、従業員の確保も課題です。厚生労働省の発表によれば、平成29年の離職率は14.9%となっています。[注4]
この離職率を下げるためにも、オフィスBGMは効果的です。

従業員が定着しない、働きづらい環境は、社内の雰囲気によるところもあります。従業員全員がストレスを溜めて勤務していては、決して働きやすいとはいえません。

そこでオフィスBGMを流してリラックス効果を図りましょう。この際に流すのはクラシックやボサノヴァといった爽やかな楽曲がおすすめです。

[注4] 平成 29 年雇用動向調査結果の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/18-2/dl/gaikyou.pdf

・社員のメンタルヘルスを充実させたい
人間は、「興奮」をつかさどる交感神経と「リラックス」をつかさどる副交感神経が交互に活性化することで、心身のバランスを保っています。しかし、ストレスフルな環境に身を置いている場合、副交感神経は優位にたつことはありません。

また、加齢とともに、興奮をつかさどる交換神経が優位にたってくるため、意識的にリラックスすることを覚える必要があります。

その点、音楽は副交感神経へ働きかけるため、従業員のメンタルヘルスケアとして最適です。しかも音楽であれば、なにかをしながら、聴けるため業務中でもストレスケアに役立ちます。

・休憩時間を充実させたい
人の集中力は90分ほどしか続かないとされています。そのため、集中とリラックスという交互の流れを、メリハリをつけて繰り返す必要があります。リラックスに最適なのが休憩時間の仮眠です。実際に仮眠制度を導入している企業はたくさんありますし、仮眠したことによる、その後のパフォーマンス向上も認められています。[注5]

仮眠をとって業務の効率化をはかりたいというシーンでもオフィスBGMは活用できます。特に人がリラックスしている時に発生する「α波」を引き出すという「1/fゆらぎ」が含まれている、クラシックやアンビエントなどであれば、心地よい睡眠への導入が期待できます。

[注5]株式会社ニューロスペース - 眠りは、技術です。だから上達します。
https://neurospace.jp/news/20180808-1/

オフィスBGMは目的に応じた選曲が大切

職場環境の改善に!オフィスBGMの導入が今必要とされているワケ3

オフィスBGMは目的に応じて、選曲を変えることが大切です。
例えば、リラックスした状態を保ちたいのであればクラシックをはじめとした、落ち着きのある音楽にしましょう。リラックスをしたいのに、ハードコアやヒップホップのように、派手な音楽をかけてしまっては、落ち着きませんし、アップテンポな曲ではせわしなさを感じてしまいます。

逆に、ここぞという時にエンジンをかけたいのであれば、アップテンポな曲をかけることで、業務にリズムが生まれます。この時にはクラシックのようなゆったりとしたテンポでは、エンジンがかかりきりません。

オフィスBGMを活用して職場環境を改善する

オフィスBGMを上手に活用すれば、職場の環境を改善できます。そのためにもまずは、どのような問題を改善したいかを見つけ出して、それに適したBGMを流すようにしましょう。

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