1. 介護施設にBGMを導入して事故防止につながるなどの6つのメリットを紹介

BGMでの快適なオフィス環境作り

介護施設にBGMを導入して事故防止につながるなどの6つのメリットを紹介

介護施設にBGMを導入して事故防止につながるなどの6つのメリットを紹介

BGMはオフィスの雰囲気を彩りますが、それは介護施設においても同様です。
今回は介護施設にBGMを導入するメリットを入居者と職員別に紹介します。

介護施設でBGMを導入するメリット【入居者篇】

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介護施設のなかには、音楽療法を取り入れている施設もあり、その結果事故防止につながっているケースもあります。

・1. 音楽療法でリラックスやストレスの軽減
音楽には気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。特にモーツァルトやバッハといったクラシック音楽や、自然音といった「1/fゆらぎ」が含まれている音楽がおすすめです。

例えば認知症の方の場合、症状によっては不安や緊張を抱くこともあります。そのような場合でも、音楽療法によって、症状が軽減することが期待できます。

・2. 脳の血流増加で活性化する
音楽を聴いてメロディに合わせて歌うことや、リズムに乗って踊ることは、脳の血流を増やし、活性化することにつながります。
公益財団法人日本ストリートダンススタジオ協会と名古屋学院大学リハビリテーション学部の研究によると、60〜80代の健康な人を対象3ヶ月のダンスレッスンを実施。結果、柔軟性を測る長座前屈では、99%の人が向上傾向になったのに加えて、片足立位バランスでも、99%の人が、バランス能力が向上したことがわかりました。[注1]

このように、体のバランスや柔軟性が向上することは、転倒を防止するうえで、大きなポイントです。特に高齢者の場合、転倒はその後の生活に大きな影響を与えます。

「平成27年版 高齢社会白書(全体版)」によると、高齢者が要介護になる原因として、骨折・転倒は4番目に多く、高齢者にとって、転倒がどれだけ危険がわかります。[注2]

[注1] 高齢者の体力向上を目的とした
継続的なダンス運動についての共同研究
https://nssa.or.jp/research/ngu/index.html

[注2] 平成27年版高齢社会白書(全体版)[pdf]
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2015/zenbun/27pdf_index.html

・3. 居者の心を開く
介護施設に入居した場合、まわりに知り合いもおらず、ふさぎ込んでしまうこともあります。例えば認知症の場合、BPSD(心理・行動症状)として「うつ」に近い状態が挙げられます。特に認知症初期の場合は、判断力もあり、自分の認知力が下がっていくことを悲観的にとらえ、意欲が低下していく可能性があります。このように、ふさぎ込んでしまう状態や、言語機能障害によってコミュニケーションが取りづらい場合でも、音楽に合わせて、周囲と歌ったり、リズムをとったりすることで、心の扉を開いてくれます。

・4. 回想法としてもBGMは役に立つ
1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラーによって編み出されたのが、回想法という心理療法です。この療法は、高齢者の方が、昔の話を繰り返すことに着目。会話に加え、写真や絵画を用いて過去の思い出を引き出します。

回想法を用いることで、高齢者の方も、自身や希望を取りもどし、明日からの活力を養えます。例えば、高齢者の方が若い時に聴いていたような音楽を流して、メロディを口ずさむことで、若かりし頃の自分の姿を取り戻せることが期待できます。

介護施設でBGMを導入するメリット【職員篇】

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介護施設でBGMを導入するメリットは、入居者はもちろん、職員にもいえることです。

・5. 入居者とのコミュニケーションが円滑になる
音楽を介することで、入居者とのコミュニケーションが円滑に進むというメリットがあります。入居者のメリットで説明したとおり、音楽を流すことで、入居者も心を開いて、職員との会話を受け入れるような姿勢がみえてきます。そのため、何も流れていない状況よりも、入居者との会話が弾むということが期待できます。

・6. 施設職員のストレス低下が期待できる
老人ホームをはじめとした、介護施設の場合、職員がストレスを溜めてしまい、ひどいと虐待に発展してしまうこともあります。事実、各施設を管轄する厚生労働省は、2017年3月に高齢者虐待に関する再発防止策の実施を要請しているほどです。

ですが、施設内で、ヒーリングミュージックなどを流すことで、職員はもちろん入居者のストレス緩和が図れるという期待ができます。

介護施設で流したいBGM

介護施設で流すのに適したBGMがあります。入居者がリラックスできるような環境や、思い出を引き出すような楽曲を流しましょう。

・ヒーリングやクラシックなど1/fゆらぎを含む音楽
ヒーリングやクラシックなど、聴き手をリラックスさせる1/fゆらぎが含まれた音楽であれば、入居者も施設職員も穏やかな時間を過ごすことが期待できます。また、モーツァルトやベートーヴェンといった、誰もが知っているクラシックであれば、入居者と施設職員との会話のきっかけになる可能性もあります。

・童謡や流行歌ならば昔話にも花が咲く
BGMは回想法の一手段として役に立ちますが、その効果を存分に得るためには、童謡のように誰もが、幼い頃に聞いたことがあるような楽曲がおすすめです。童謡であれば入居者も職員も耳にしたことがあるため、共通の話題として盛り上がれます。

また、高齢者施設であれば、流行歌などをかけることで、当時の思い出を語ってくれることもあるでしょう。

・一緒に体を動かせるミドルテンポの楽曲
介護施設で流すBGMとして、体を動かせるミドルテンポの楽曲もおすすめです。身体を積極的に動かすことで、脳が活性化するのに加えて、柔軟性も向上します。

あまり激しくないうえに、職員も一緒に踊れるミドルテンポの楽曲を流して、汗を流しましょう。

介護施設には適していないBGM

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介護施設に適したBGMがある一方、適していないBGMもあります。特にアップテンポな楽曲などは避けるようにしましょう。

・アップテンポで性急な楽曲は落ち着く時間がもてない可能性も
ダンスは高齢者にとって、身体を動かすいい機会ですが、あまりにアップテンポで性急な楽曲では、動作についていけません。また、音楽には行動誘導効果という、人の行動に働きかける作用がありますが、性急な楽曲では、少しせわしくなく感じてしまい、落ち着いた時間が持てなくなってしまいます。

・ハードな楽曲はNG
高齢者にとってハードな音楽は少し騒々しく感じてしまいます。特にヒップホップやハードロックといった、高齢者が普段聴きなれていないようなジャンルは、嫌悪感を与えかねません。こういった楽曲は避けるようにしましょう。

・ミニマルミュージックのような繰り返す音楽は避ける
認知症は、集中力が散漫、持続困難といった傾向があります。そのため、ミニマルミュージックのような、繰り返し同じ旋律が続く音楽は避けるようにしましょう。また、過度に長い楽曲も冗長に感じてしまうかもしれないので注意しましょう。

介護施設でBGMを活用するうえで知っておきたいポイント

入居者と職員にメリットがある、介護施設でのBGM。実践するうえでは知っておきたいポイントもあります。

・職員は入居者の趣味を把握しておく
介護施設の職員は、入居者の音楽の趣味を把握しておきましょう、入居者が好む音楽や嫌う音楽を理解しておけば、BGMに対しての会話も盛り上がります。

・高齢者は聴力が低下しているということを覚えておく
高齢者は聴力が低下していく「老人性難聴」になっている可能性があります。この症状になると、「か」行、「さ」行、「ば」行といった特定の音が聴きづらくなるうえに、早口がわかりにくくなってしまいます。

また、小さい音は聞こえにくいのに対して、大きな音は余計に大きく聞こえる傾向にあります。そのため、どんなに昔の思い出の曲でも、聞こえ方は異なってきます。
BGMを流すときはボリューム調整に注意しましょう。

介護施設でのBGMは一緒に楽しめることが最適

介護施設でBGMを流すときは、入居者はもちろん、職員も一緒に楽しめることが大切です。ボリュームやジャンルに注意して、入居者の生活が明るくなるような音楽を流すように心がけましょう。

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