コラムCOLUMN
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BGMでの快適なオフィス環境作り
季節によってオフィスは暑くなることや反対に寒くなることがあります。そのまま何も対策をせずに仕事を進めると、いつもよりも集中できずに仕事の効率が下がる可能性があるでしょう。そんな時はオフィスBGMによって季節の変化による気温の感じ方を緩和させ、仕事の効率化を図る対策を講じていくことをおすすめします。夏や冬にはどんなオフィスBGMがおすすめなのか、また季節によってオフィスBGMを切り替えることでどのような影響を与えることができるのか解説していきましょう。
オフィスBGMを取り入れる企業は年々増加傾向にあり、実際に体験した従業員の多くは「集中できる」「リラックス効果を感じた」など、オフィスBGMを肯定する意見が大半を占めています。それだけでなく、季節によってオフィスBGMを切り替えることで心身共に影響を受けて夏は涼しく、冬は暖かく感じさせる効果が期待できるのです。
例えば夏には風鈴や波の音を感じることで部屋が涼しく感じることがあります。冬はオルゴールの音を聴くと心が温まり、幸せな気持ちになる効果を実感することができるでしょう。季節によって聴く音楽が異なれば、それに応じて感情が反応するので感じる温度にも違いが生じてくるのです。
夏の暑い季節には、爽やかで気持ちが安らぐクラシック曲を流すことがおすすめです。その中でも有名な季節のクラシック曲といえば、ヴィヴァルディの「四季」が代表的な楽曲になります。四季の2曲目には「夏」という楽曲があり、まさに暑い季節にピッタリのダイナミックで聴く人を惹き付ける1曲です。
清涼感を味わいたいのであれば、ハーブの伸びやかな響きが使われている曲を選ぶと、夏の暑い季節でも爽やかで涼しげな雰囲気がオフィスを包み込んでくれます。ハーブ系の曲であれば、ヘンデル作曲の「ハープ協奏曲」が親しみやすい曲調になっているのでオフィスの雰囲気を和やかにしてくれるでしょう。
他にもフルートが使われている曲もハーブとの相性が抜群です。どちらも暑苦しさを緩和してくれる清々しさがあるので、気温に耐え切れなくなったら聴いてみることをおすすめします。ハーブとフルートが使われている音楽で代表的なのはモーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」です。優しいメロディで上品な曲調なので、オフィスで流すのにおすすめの1曲になります。
ヘンデル作曲の「水上の音楽」も夏らしくて清涼感のあるクラシック曲です。オーボエやフルートなど総勢50名の大編成で演奏している曲なので、スケールが大きく誰が聴いても感動する素晴らしい楽曲となっています。
冬は心が温まるような曲を選ぶことが重要で、低音で重厚感のある曲調の音楽を選曲するといいでしょう。またアップテンポな曲でも気持ちを温かくしてくれるのでおすすめです。雪を連想させるような曲も冬の季節には合っているので、ヴィヴァルディの「冬」も季節感があってオフィスの雰囲気を変えてくれるでしょう。
他にもショパンの「木枯らしのエチュード」も冬を連想させるクラシック曲なので、オフィスで流すのにおすすめです。最初はゆっくりとした曲調から荒々しく流れ落ちていく曲展開は、聴く人を惹き付ける魅力に溢れています。
他にも冬にはイベントがたくさんある季節であるため、イベントに合わせた選曲もおすすめです。クリスマスやお正月といったテーマに合わせて選曲を選ぶのも、冬のオフィスBGMを選曲する醍醐味なので、心身共に温まる音楽を見つけて仕事の効率化を図っていきましょう。
オフィスにBGMという発想を。オフィスにBGMを流すだけでポジティブな効果がたくさん!
オフィスには「オフィス専用」のBGM、ぜひ試してみませんか?
セミの声を聞くと夏の暑さをより感じるといった具合に、人間の体は聴覚の影響で体感温度が左右される傾向にあります。風鈴で涼しく感じるのも同じような原理です。夏の暑いオフィスで涼しく過ごしたい、冬の寒いオフィスでは温かい環境を整えて仕事をしたいという時には、オフィスBGMで体感温度を過ごしやすいものにしていきましょう。
・涼しさを聴覚で感じる
音楽で涼しさを感じたいのであれば、音の間隔が広い音楽を選択しましょう。音の間隔が狭いアップテンポの曲などは涼しさを感じることが難しく、反対に疲労が溜まってしまう可能性があります。ゆっくりとしたテンポの曲調が夏の暑い季節にはおすすめです。
・高温が清涼感を演出する
涼しさを表現している音楽を選択するのであれば、高い音が出ている音楽がおすすめです。高い音を中心に演奏されている曲は清涼感があり、聴くと涼しげな印象を与えてくれます。低音の場合は重みがあるため、夏の暑い季節にはおすすめできません。その代わりに低音は温かみを与えて体感温度を上げてくれるので冬に聴くと効果的です。
季節によって職場の気温が変化するため、体感温度を意識してBGMを切り替えていくことは重要です。しかし、それ以外の場合でもオフィスBGMを切り替えていく必要があります。
・時間帯によって効果が変わる
職場でオフィスBGMを流すことは、集中力向上やモチベーションの向上に繋がります。しかし、同じ姿勢で集中力を維持するのはどんな方でも難しいものがあるでしょう。そんな時は時間帯によって音楽を切り替えて、気持ちを一心させることで作業効率を上げる方法がおすすめです。
始業時間の際に流れるオフィスBGM・ランチタイム後のオフィスBGM・終業時間のオフィスBGMといった具合に音楽を流すことで、心身共にリフレッシュ効果が期待でき、仕事に対しての集中力を維持する効果が期待できます。特に終業時間にアップテンポな曲を流すことで、残業せずに家に帰ることを促す効果が期待できるでしょう。
午前中のオフィスBGMの選曲としては、リラックスして仕事が進められるように気持ちをリフレッシュできるテンポの曲を選ぶと作業効率が上がります。午後はランチタイムによって眠気が押し寄せてくるので、オフィスBGMの選曲は慎重にならなければいけません。集中力を高めるためにも午後は少しアップテンポの曲がおすすめです。しかし、テンポが早すぎる曲では集中を妨げてしまう恐れがあるので、仕事に悪影響を及ぼさない曲調の音楽を選びましょう。
・何度も同じ音楽だと飽きてしまう
時間帯や季節によって音楽を切り替えていても、毎日同じ曲を聴いていると飽きてしまいます。どれだけ選曲がよくても同じ場所で同じ曲を聴いていると、耳が慣れてしまうので集中力低下を招いてしまうでしょう。そのため、いくつかのオフィスBGMのパターンを用意しておき、ローテーションで流していくなど飽きがこない工夫を行うことが大切です。
それぞれが時間帯や季節に合わせた音楽であることが重要なので、すべて選曲がマッチするのは難しいですが、職場の環境をよくする目的でオフィスBGMを活用するのであれば、選曲は慎重に行っていきましょう。
音楽は聴覚に作用して体感温度を変えてくれる効果が期待できます。夏や冬はどうしても仕事に集中し辛い環境になってしまいがちですが、オフィスBGMを上手く活用できれば、職場環境も良好になっていくはずです。季節を感じるオフィスBGMはクラシック曲に多いので、日々の気温が気になる時はクラシック曲から選曲して、仕事の効率化を図っていきましょう。
オフィスにBGMという発想を。オフィスにBGMを流すだけでポジティブな効果がたくさん!
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