コラムCOLUMN
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BGMでの快適なオフィス環境作り
日本では少子高齢化問題や働き方へのニーズの多様化といった課題に対応すべく、「働き方改革」が進められています。働き方改革を進めるには業務時間の短縮も欠かせない要素ですが、突如として業務量を減らすことは難しく、投資やイノベーションによる業務効率化が必要です。
また、今までの慣習や従業員の意識を変えることによっても、業務効率は向上します。そして、それに一役買うのがオフィス音楽です。
そこで、この記事では業務効率化にオフィス音楽を用いるメリットを紹介します。
イノベーション以外の観点から業務効率化を進めるためには、組織的構造と個々の素質や意識を変えていく必要があります。
昔から日本人は勤勉といわれる一方で、働き過ぎで労働生産性が低いとも揶揄されています。公益財団法人日本生産性本部の発表によると、2018年の日本の労働生産性は、OECD加盟36カ国中21位で、G7の中では最下位です。
日本の労働生産性が低い原因の1つに挙げられるのが、業務が属人化していることです。会議があってもただの儀礼的な報告に留まることで、各自の進捗状況が共有できなかったり、困ったことがあっても相談しにくいことが原因として考えられます。
そこでチームワークを高め、仕事を見える化することで属人化された業務を減らす必要があるのです。
当然、優秀な人が多ければ多いだけ業務も早く終わらせることができるでしょう。しかし、経営者や管理職としてはただ優秀な人を集めれば良いわけではありません。ましてや、昨今の人手不足事情を踏まえると求人も大変なことです。
そこで、いかに適材適所の配置をするか検討することが重要です。また、部下のモチベーションを上げること、セミナーや資格勉強などの自己研鑽を促すことも各社員のパフォーマンスを向上させるばかりか、業務効率化の鍵となるでしょう。
オフィスにBGMという発想を。オフィスにBGMを流すだけでポジティブな効果がたくさん!
オフィスには「オフィス専用」のBGM、ぜひ試してみませんか?
上述したとおり、属人化された仕事を減らすには、企業内の風通しを良くし、社員間のコミュニケーションを向上させる必要があります。そこで、オフィス音楽を活用して職場環境やオフィス空間を改善させる方法を説明します。
仕事はストレスが溜まるものなので、いつも笑顔を見せることは難しいかもしれません。しかし、不機嫌な表情を見せている人には、たとえお昼休みであっても同僚は声をかけようとは思わないはずです。そうなると、社員間のコミュニケーションは低下し、連携も取れず、業務ミスや業績悪化という悪循環に陥ってしまいます。
そこで役に立つのがオフィス音楽です。お昼休みや休憩時間に楽しい音楽や明るい音楽が流れていると、自然に気分が明るくなります。
ランチの後にアップテンポな曲を聴くとランチ後より交感神経が優位になり、トータルパワーが上昇したという実験結果もあります。このことから、オフィス音楽で疲れにくくなることがわかります。
オフィスは働く人にとっての主戦場です。事務作業が行われるのみならず、良いアイディアが生まれたり、同僚や上司と打ち合わせする場でもあります。
そこで快適な音楽が流れていればオフィスが心地よい空間になり、業務も捗るはずです。また、オフィスで流れている音楽が社員間でのちょっとした会話のきっかけにもなるかもしれません。
次に、従業員個人の効率を上げる方法を紹介します。ここでは、オフィス音楽が持つ集中力アップとメンタルヘルス対策に注目してみましょう。
早くに業務を終わらせるため、休憩もとらずに没頭しようとしても効率的に良い仕事をすることはできません。量と質を高めた仕事をこなすには、適度な休憩は不可欠です。
また、オフィス音楽は集中力を維持することにも役立ちます。医療現場でも注目を集める音楽療法により、集中力アップやリラックス効果があることがわかっています。
マスキング効果として、BGMには雑音をかき消す効果もあるのでぜひ活用してみましょう。
経営陣や管理職は仕事の進捗状況を把握することが重要ですが、それ以上に社員の心身への気配りも大切です。いくら効率化しようとしても従業員に過度の負担がかかってしまっては元も子もありません。
オフィス音楽にはストレスをやわらげるBGMもあり、健全なオフィスづくりを可能にします。リラクゼーション効果を持つBGMを活用し、社員のメンタルヘルスケアを実施していきましょう。
ここからは、大手食品製造会社、エネルギー関連会社、総合人材サービス会社の事例を紹介します。異なる業種の3社ですが、オフィス音楽を活用することでコミュニケーションの向上や集中力アップにつなげ、業務効率化を進めています。
調味料製造をおこなう大手食品製造会社では、取引先でおこなわれているオフィス音楽のメリットを知り、オフィスや倉庫での音楽導入を決めました。導入後は、さっそく倉庫での単純作業で効率化の効果が現れたようです。
オフィス音楽の効果は、外回りの職員にも好影響をもたらしています。営業担当職員は渉外先で顧客との交渉や提案に全力投球するため、帰社後には時間も余力が残っていないことが多いのです。
そのため、戻ってからの報告書作成や事務作業は大きな負担になります。この会社では、オフィス音楽が雰囲気を良くしてくれたことで、内勤作業も効率的にこなすことができるようになりました。
全く違う文化を持つ企業同士が合併すると、それぞれの社風やルールも異なるため、互いに打ち解けるのに時間を要する場合があります。そこで、2社が合併して誕生したエネルギー関連企業では、従業員同士が話しやすい空間作りを目指し、オフィス音楽を導入しました。
そのほかにも、サウンドマスキング効果でより業務に集中できることにも着目しています。今後は、音楽で業務の切り上げ時間を知らせるなどの活用も進め、さらなる業務効率化を促す展望があるそうです。
テクノロジーの進歩とともにリモートワークなど働き方にもいろいろな手段が生まれ、オフィスの意義も低下しつつあります。そこで、総合人材サービスをおこなう会社では、会社で働くことに付加価値を見出そうとしています。その1つの取り組みがオフィス音楽を活用することです。
たとえば、状況にあったBGMを選び、複数で作業するゾーンと個人で作業するゾーンで異なる音楽をかけています。これにより、クリエイティブなアイディアを生み出し、より効率的な業務を進められるようになりました。
このように、オフィス音楽を業務効率化に活用すれば、職員間のコミュニケーションや個々の効率を上げることができるメリットがあります。そこで、実際にオフィス音楽を会社に導入したいと考えたなら、「オフィス専用BGMサービス「Sound Design for OFFICE」が役に立ちます。
このサービスには、BGMコーディネートとしてその企業にあったBGM活用方法も提案してくれるので、より効率的な活用が可能です。さらに、全国約150ヶ所ものサービス拠点を構えており、迅速に設置できる点も強みです。
オフィス音楽で業務効率化を進めるのであれば、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。
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