1. オフィスBGMが集中力UPに有効なのはなぜか?自律神経と音楽の関係性

BGMでの快適なオフィス環境作り

オフィスBGMが集中力UPに有効なのはなぜか?自律神経と音楽の関係性

オフィスBGMが集中力UPに有効なのはなぜか?自律神経と音楽の関係性

オフィスBGMを流していると、集中力がアップして作業効率が高まるといわれています。オフィスワーカーが作業中にBGMを流す実験をしても、やる気が出たり集中できたりという意見が多いのも事実です。ではなぜオフィスBGMが集中力アップに有効なのか、自律神経と音楽の関係からお話しましょう。

音楽から得られる3つの効果

 様々な力を持つ音楽のなかでも、すでに多くの人に認知されている3つの効果があります。1つは、知らない人同士でも音楽を通じて仲良くなれる効果です。人間関係をよくするにはコミュニケーションが肝心ですから、音楽が仲介役となってくれるのは大きな力でしょう。もう1つは、音楽によって和やかな気分になったり安心できたりすることです。そして、副交感神経に音楽が直接的に作用するというのがもう1つの効果です。血圧や心拍数に影響を与えたり、唾液がよく出たりするなどの驚くような身体作用が音楽によってもたらされます。

 音楽の身体への作用については、世界中で研究が盛んです。身体が温まってきたり、消化機能がアップしたりするのも、音楽が副交感神経に直接作用しているからこそといえます。こうした音楽の効果を組み合わせることで、体調を整えたり未病の改善を促進したりすることは音楽療法とも呼ばれています。

交感神経と副交感神経の働き

 自律神経は、交感神経と副交感神経がバランス良く働くことによって健康な状態を保っています。現代社会で問題になりがちなのは、交感神経が副交感神経より優位に働いてしまうことです。年を重ねるに従って交感神経が優位になってくることも影響し、血圧の上昇や冷えなどが目立ってくることもあります。生活習慣やストレスなどによって、さらに交感神経が優位になってしまっている人もいるでしょう。こうしたことがリンパ球の機能低下につながり、ガンや糖尿病などの生活習慣病を引き起こすきっかけになる可能性もあります。

 加齢は誰も止められず、現代ではストレスを完全に避けることも困難です。しかし、音楽には交感神経が優位に立つのを抑制する力があります。簡単にいえば、交感神経が副交感神経にスイッチを入れ替えるタイミングをつかむことで自律神経のバランスをとりやすくなるのです。

 人が集中しているときは、β波と呼ばれる脳波が多く出ています。ただしどんな人にも限界があり、集中力は40~60分程度で低下し始め、90分程度が限界です。このタイミングでいったん脳に休憩をさせてあげると、交感神経から副交感神経へのスイッチが入ります。意識的に習慣づけると、上手い具合に集中タイムと休憩タイムを使い分けることができるでしょう。

オフィスBGMを聴くのも有効

 集中タイムから休憩タイムへと切り替えるときに、オフィスBGMを活用すると効果的です。人の周波数や曲の長さ、ジャンルなどを考え抜いたBGMを取り入れると、単純に音楽を聴くよりも効率よくオフィスBGMを活用できます。例えば、モーツァルトの曲には脳神経系に影響をおよぼすことが米国の大学の研究でわかっています。モーツァルトを聴くだけで人の社会性が高まったり、脈拍が安定したりする効果があるというのです。音楽を研究している人のなかには、モーツァルトを聴くことによって免疫力が高まることを証明しようとしている人もいます。音楽は、医薬品に勝るかもしれない薬のようにも考えられているのです。

 オフィスBGMはオフィスに環境音楽のように流れているものですが、作業の合間に10~20分程度、オフィスBGMに耳を傾けて聴いてみるのも生産性の向上に期待できます。

集中しているときに出る脳波

集中しているときに出る脳波

 物事に集中しているときには、脳波のβ波が大量に出ています。このときは仕事の生産性もアップしますが、長時間続けていると脳は疲れてきます。疲労が蓄積された状態でも脳にβ波を発生させ続けると、過度なストレスがかかってしまうかもしれません。人が集中できる時間は90分くらいが限界といわれているように、ある程度の時間集中を続けたら、脳に休憩を与えてあげるのが脳を効率よく働かせるコツです。

 β波を出し続けた後には、リラックスしているときに発生しやすいα波が出るように促すと脳を休めることができます。こちらは、10~15分程度でも効果があります。オフィスBGMを利用すると、β波とα波を交互に出して仕事の生産性を上げやすくなります。集中力を高めることができるβ波を促す音楽や、リラックスさせてくれるα波を促す音楽をオフィス内で交互に流すことによって、オフィスワーカーが自然に集中とリラックスを繰り返すことができるでしょう。

脳波と心拍数の関係

 脳波と心拍数にも、密接なつながりがあります。心拍数が上がるとβ波が増え、心拍数が下がればα波が増えるのです。つまり、集中力を高めるオフィスBGMを聞いていると心拍数とβ波がアップし、リラックスするオフィスBGMを聞いていると心拍数が下がると共にα波がアップするというわけです。

 ただし、実はβ波が発生しやすい音は、まだ解明されきっていない部分が多々あります。α波には発生に特徴があることがわかっていますから、音楽で自律神経を整えたいときにはまずα波を発生させやすい音楽の活用から始めてみるのも良いかもしれません。α波を発生させやすい音楽は、一定のリズムを保っています。メトロノームのように整ったリズムで鳴る音に、脳波は癒やされるのです。

環境に左右される自律神経

 交感神経と副交感神経のバランスがとれていることが、自律神経を整える大前提です。ストレスや生活習慣次第で良くも悪くもなることからわかるように、交感神経と副交感神経は環境に大きく左右されます。例えば、落ち込んでいるときに好きな音楽を聴いたり、琴線に触れるような音楽に接したりすると落ち込みが解消するようなことがあるでしょう。これも、音楽という環境に自律神経が左右されている証拠です。

 ただし、一般に癒やしの音楽と呼ばれているジャンルが、必ずしも副交感神経を刺激するとは限りません。ゆったりした曲に高揚感を高める人もいて、それは感受性の美意識に関係しているのです。好きな曲の交感神経が高まる人は多いものの、意識する状態に引かれる曲こそが交感神経を優位に立たせると考えて良いでしょう。

集中できるオフィスBGMのコツ

 集中力を効率よく発揮させるには、オフィスにいる間中、交感神経を高める音楽を流すよりも勤務時間内にいかに集中タイムを多く作るかが大切です。人によってどの音楽に交感神経や副交感神経が刺激されるかも違いますから、プログラムの編成には工夫が必要になります。β波を発生させやすい音楽、α波を発生させやすい音楽を一定に決めつけず、幅を持たせて織り交ぜながら90分と10分のような間隔で繰り返して流すと良いでしょう。

 自律神経は、身体で意識して動かせるものではありません。環境に影響させることはできても、無意識に働いているのが自律神経の特長です。程よい緊張感をコントロールしつつ、休憩を取り入れながら効率よく働く力を最大限に長持ちさせるのが、オフィスBGMに期待できる効果です。そのためには、邪魔にならないけれど格別に好まれるわけでもない選曲をする必要も出てくるかもしれません。試行錯誤が必要なオフィスBGMには、すでに実績のある提供をしているナビゲーターが頼りになります。オフィスBGMを導入してすぐにも生産性をアップさせたいという場合、このようなナビゲーターを利用してみるのもおすすめです。

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