コラムCOLUMN
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BGMでの快適なオフィス環境作り
日本の少子高齢化問題が顕在化し、いまや企業の人手不足は重要な課題です。若者の肉体労働に対する懸念や低賃金というイメージによって、特に工場における人材確保が難しくなっています。
工場の人手不足を解消するには、従業員満足度を向上することが重要です。そのためにはオフィス音楽が大きな役割を持つことをご存知でしょうか。この記事では、いかにオフィス音楽を活用して従業員満足度を上げていくか、事例を交えて紹介します。
従業員満足度を上げることは、従業員が満足するだけでなく、製造業者や工場側にとってもメリットがあります。人材獲得、従業員定着、生産性のそれぞれに焦点を当てて見ていきましょう。
人手不足の昨今、各企業が優秀な人材を確保するためにしのぎを削っています。当然、売り手市場となる求職者側は、企業の福利厚生や休暇日数、賃金などをしっかりチェックしているはずです。実際にその企業で働いている人の生の声が判断材料にもなりえます。
つまり、現在働いている従業員の満足度を高めることが、将来にわたって優秀な人材を確保する鍵にもなるのです。
しかし、いくら優秀な人材を確保しても、それが流出してしまっては意味がありません。厚生労働省の発表によると、平成30年度の離職率は14.6%です。この数字からわかるように、今や終身雇用が当たり前といった時代はすでに過ぎ去り、何度も転職することだって珍しいことではなくなりました。
従業員は、採用されてからも企業の制度やビジョンなどをシビアに見ています。特に、優秀な人材であればあるほど、より良い給与体系や福利厚生を提示され、ライバル社へ転職することだって想定できます。人材が流出してしまってからでは遅いので、従業員満足度について日々意識することが大切です。
ここまでは雇用を中心に見てきましたが、従業員満足度は生産性にも関連します。例えば、満足度が高ければ仕事へのモチベーションも高まり、仕事をやらされているという感覚がなくなります。毎日単調な作業を繰り返し時間が過ぎるのを待つのではなく、いかに効率的に生産を伸ばすかを各従業員が考えるため、生産性の向上にもつながるのです。
以上を踏まえ、以降ではオフィス音楽を活用することで従業員満足度を上げ、かつ企業のメリットに結び付つくような方法を説明していきます。
オフィスにBGMという発想を。オフィスにBGMを流すだけでポジティブな効果がたくさん!
オフィスには「オフィス専用」のBGM、ぜひ試してみませんか?
オフィス音楽を活用すると、従業員が心地よく働くことができます。BGMが職場の雰囲気や従業員の精神面に対していかにメリットがあるかを見てみましょう。
IT企業をはじめ、近年は社内にカフェテリアを置く企業が増えつつあります。社内カフェがあれば、勉強や集中した作業に利用することができますし、休憩時間に利用して同僚と仕事やプライベートの話を交わすことができます。従業員間のコミュニケーションを高めることができる有意義な福利厚生といえるでしょう。
しかし、工場にいきなりカフェを設置するとなると、設備投資が必要となるばかりかスペースも確保しなければなりません。そこで活用できるのがオフィス音楽です。いつもの食堂でも、明るい音楽が流れているだけで従業員の気分も一新し、同僚との会話も一段と弾むでしょう。
工場内では、納期に対するプレッシャーや人間関係の良し悪しといった様々なストレスが潜んでいます。もちろん、お金をもらって働く以上どんな職場でもストレスは生まれるものですが、いかにそれを軽減していくかが今後ますます経営者や管理職にとっての課題でしょう。
オフィス音楽には、集中力を高めるBGMやストレスを和らげるBGMも用意されています。注目したいのが、仕事の合間にBGMを聴くことでストレスの度合いを示す唾液コルチゾール値が減少したという実験結果です。このことからも、BGMにはストレス軽減効果があることがわかります。
では、オフィス音楽で従業員満足度や生産性の向上につなげるにはどうすれば良いでしょうか。ここでは、音楽療法やマスキング効果が役に立ちます。
病気の治療や予防に役立つものとして、医療現場でも注目されているのが音楽療法です。音楽は、人の脳や心身に影響を与えます。例えば、モーツァルトの作品は、音のピッチや倍音、揺らぎなどから集中力アップやリラックス作用をもたらすとされています。
現場で集中力アップやリラックス効果のあるBGMを流せば、従業員も楽しく仕事ができますし、生産性も向上することでしょう。
工場では、話し声や作業音など様々な音が飛び交います。ときには、それが気になって作業に集中できなくなったり、休憩中でもゆっくり休めないことがあるかもしれません。
この問題を解消するには、サウンドマスキングが役立つでしょう。サウンドマスキングとは、例えば小川のせせらぎで周囲の雑音が気にならなくできるという手法です。
ここからは、実際にオフィス音楽を利用して従業員満足度の向上に結び付けている企業を紹介します。メーカー2社と商社1社の事例ですが、工場への導入につながる部分もあるので参考にしてみてください。
化粧品を製造販売するメーカーでは、まず本社でオフィス音楽を導入しました。その後、好評だったことから工場のラボや食堂、更衣室にも導入を決めたそうです。
導入後は、職員間のコミュニケーション向上につながり、職場全体の雰囲気も明るくなったそうです。オフィス音楽によって職場環境を変えることができるとわかる事例です。
航空機製造を始めとする幅広い分野で活躍するグローバル企業では、働き方改革の一環で「音楽のあるオフィス」を目指し、まずはカフェエリアでオフィス音楽を導入しました。
カフェエリアでの音楽が好評だったことから、執務エリアまで導入を広げました。結果として、従業員同士のコミュニケーションが増え、職場環境をさらに良くすることができたそうです。また、リラックスして仕事をする余裕が生まれたり、アウトプットの質が向上するという結果も出ています。
実験器具や理化学機器を取り扱う商社では、従業員のメンタルヘルスを考慮してオフィス音楽の導入を決断しました。導入後は、音楽のある空間が当たり前になり、従業員からも雰囲気が明るくなったとの声が挙がっています。
この商社では各課を仕切るパーティションがなく、以前は他課の声や音が気になることもあったようですが、現在ではBGMのマスキング効果がそれを防いでくれています。従業員に余計なストレスをかけずにすむので、これも従業員満足度を向上させる一環といえるでしょう。
以上のように、オフィス音楽を活用すれば、従業員満足度の向上につながります。そこで、実際にオフィス音楽を自社に導入することを検討するなら、「オフィス専用BGMサービスSound Design for OFFICE」がその役割を果たしてくれます。
全国約150ヶ所ものサービス拠点で迅速に設置してくれるので、思い立った時にすぐ導入できます。さらに、BGMコーディネートもしてくれるので、その企業にあったBGM活用方法を提案してくれるでしょう。工場でオフィス音楽を使って従業員満足度を高めるには、このサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
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