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BGMでの快適なオフィス環境作り

工場でのオフィス音楽を使った労働生産性の事例

工場でのオフィス音楽を使った労働生産性の事例

工場の労働生産性について関心がある方も多いのではないでしょうか。工場は場所によっては単純作業や神経をすり減らしてしまうような作業が多い職場です。そのため、ストレスが溜まらない職場環境を用意するのが大切です。

職場の環境を整える手段の1つがオフィス音楽です。今回は、工場でオフィス音楽を流すことで、どのような効果があるのかを紹介します。

工場にオフィス音楽を取り入れるメリット

工場に音楽を取り入れるメリットには、果たしてどのようなものがあるのかを紹介します。

音楽で集中力が上がる

工場には、専門性が必要な分野もあれば業務量が多い分野もあり、どちらも高い集中力が求められます。集中力が低下すると作業の効率が悪くなり、ミスを起こしたりなど業務に支障が出ることもあるでしょう。

集中力を高める手段としておすすめしたいのがオフィス音楽です。業務の効率を上げたい場合や新しいアイデアを生み出して良い環境作りをしたい場合、工場内でのコミュニケーションを活性化してチームワークを強化したい場合など、様々な目的に応じて取り入れることが可能です。

実際に音楽によって集中力が上がるか実験してみたところ、副交感神経が刺激されることが分かりました。副交感神経が刺激されることでストレスホルモンが減り、リラックス状態になるので自然と集中しやすくなるそうです。

社員のメンタルケアになる

工場は、長時間限られたスペースでたくさんの人と働くので、ストレスが溜まりやすい環境だといえます。特に、専門性の高い分野や業務量が多い分野では、自分でも気が付かないうちに神経をすり減らしてしまうこともあるでしょう。

人は、ストレスが溜まると心身に不調をきたしてしまうケースが多く、うつなどの精神的な病気を患ってしまうこともあります。実際、最近の企業ではうつ病を患う人も増えていることから、その対策に力を入れている企業も多いのです。

音楽は、メンタルケアができる手軽な方法の1つです。音楽には、ストレスを和らげてリラックスさせる効果があります。その効果を確かめる実験をしてみたところ、音楽によって聴いた人の体温が上がることが分かりました。

体温が上がるということは副交感神経が刺激されていることを意味し、ストレスホルモンが低下している状態を示します。社員のメンタルケアに関心のある工場や、工場内にリラックス感を保ちたい企業にはぴったりなものなのです。

コミュニケーションが活発になる

工場では、長時間にわたって同じ場所で仕事をしなければいけないため、ストレスが溜まる人も多いです。その上、ITの発展によりリアルな会話も少なくなり、あまり話す必要がない工場では1人で黙々と作業する人もいるでしょう。

コミュニケーションが減少すると、工場そのものが静かで硬い雰囲気になってしまいます。音楽は、こういった問題を解決するのにも便利なツールであり、工場の環境を快適なものにすると同時に会話が弾む空間に変えてくれます。

音楽をきっかけとして従業員同士の会話も増え、コミュニケーションの活性化が見られました。

工場におすすめの音楽例

工場におすすめの音楽には、どのような種類があるのかを紹介します。場所や環境に応じた音楽を選ぶことによって効果も適切に得られるので、音楽選びは重要なのです。

代表的な音楽を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

生産性を高めるバロック音楽

バロック音楽はJ.Sバッハやヴィヴァルディに代表される音楽で、集中力を高める効果があります。バロック音楽は上品さが特徴的であり、工場の雰囲気をエレガントにしてくれるのでおすすめです。

バロック音楽には、チェンバロを用いた室内楽や器楽作品、オーケストラなど様々な種類があるので、明るい曲調や優雅な曲調、上品な曲調など色々な音楽の中から選定すると良いでしょう。

癒しの楽器であるハープ

ハープの調べは、限られたスペースでたくさんの人が働くストレスのかかりやすい職場にぴったりです。働く人のストレスを緩和する効果があるので、メンタルヘルス対策として取り入れるのも良いでしょう。

洋楽スタンダード・ナンバーの演奏など、ハープの澄んだ音色は職場に癒しの空間を演出してくれます。ハープは世代を選ばない音楽といわれてもいるので、どの世代の人が聴いてもきっと癒されることでしょう。

工場にいながら森林の空気を味わえる

森林の空気を思わせる音楽にはリラックス効果があり、働く人のストレスを緩和してくれます。ネイチャーヒーリングとは、清らかな小川のせせらぎ、爽やかな小鳥のさえずり、木々とたわむれながら吹き抜ける風など、まるで森林にいるかのような気分を味わえる音楽です。森林の雰囲気を味わえることからも工場内にリラックスした空間が生まれます。

明るい音色で能率がアップ

ワークミュージックは、集中力を高めて仕事の能率を上げてくれます。工場での騒音をマスキングする効果もあるので、集中力を向上させると同時にコミュニケーションが取りやすい環境にもしてくれます。

ワークミュージックでは、リズムとテンポが一致して安定して作業に集中できる効果が得られます。静かなスペースや騒音だけがある環境は、なんだか味気ないものですし集中することなんてできないでしょう。

アップテンポな音楽ばかりだと気が散ってしまいますが、この音楽は、ちょうど良い曲調で作業ミスを減らし、能率をアップしてくれます。

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工場にオフィス音楽を取り入れた事例

工場でのオフィス音楽を使った労働生産性の事例2

実際に工場に音楽を取り入れることで、どのような効果を得ることができたのか事例を挙げて紹介します。

巨大物流倉庫にアナウンスとBGMを導入

これは商品の入荷、保管などの物流加工設備を持つ物流センターの事例です。音楽を導入したのは、巨大な物流倉庫の中で多くの人が働くストレスの溜まりやすい環境を変えようと思ったことがきっかけです。

このような環境で気持ちよく作業をさせるにはどうすれば良いのか、残業を抑制するにはどうすれば良いのかを検討した結果、チャイムとBGMの両方を導入してみようと決めたそうです。

音楽を導入してから様々な利点が見られました。中でも次の2つは特に効果が高かったそうです。

BGMは作業のリズムに乗れる

倉庫内で単純作業を長時間行なっていると、疲れてしまってストレスも溜まります。そのせいで効率が落ちてしまうこともあるでしょう。また倉庫内の作業は、1件を数秒で行うのでプレッシャーもかかります。

そこで倉庫内にBGMを流したところ、音楽によってプレッシャーが少なくなりストレスも減るといった効果が得られました。さらに、テンポの良い曲を流すことによってリズムにも乗れ、テンションが上がって業務の効率がよくなったそうです。

時間の把握ができるようになった

工場での仕事は包装、仕分け作業など単純な作業も多く、しかも窓のない倉庫のような場所で毎日何時間も同じことを繰り替えさなければいけません。そのため、時間の感覚もなくなってきますし、外の天気も分からない状態です。倉庫内に時計はあるものの、集中していると時間がどれぐらい過ぎたのかが分からなくなることも多いでしょう。

そこで1時間おきにチャイムを鳴らすようにしてみました。チャイムのお陰で従業員が時間の把握をできるようになったそうです。時間の把握ができることで、朝礼の時間ぴったりに人が集まったり、昼食や休憩がスムーズに始められたりとメリハリがつくようにもなりました。

オフィス音楽で工場が心地よい空間に

音楽を流すことによって、工場全体の雰囲気が変わります。さらに、働く人のストレスを軽減したり、集中力を上げたり、作業の効率が良くなるのでおすすめです。また、音楽の使い方によっては時間の感覚を与える効果も得られるので、メリハリをつけさせることもできます。

工場に音楽を流すメリットは非常に多く、良い職場環境を提供できるのでぜひ検討してみましょう。

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