1. コラム
  2. BGMでの快適なオフィス環境作り
  3. 何度も繰り返す作業や習慣化されている仕事中にオフィスBGMを流すと仕事の効率が上がるのはなぜ?

BGMでの快適なオフィス環境作り

何度も繰り返す作業や習慣化されている仕事中にオフィスBGMを流すと仕事の効率が上がるのはなぜ?

何度も繰り返す作業や習慣化されている仕事中にオフィスBGMを流すと仕事の効率が上がるのはなぜ?

オフィスワークのなかには同じ作業の繰り返し、習慣化された作業などが少なくありません。社員にとっては楽な一方で油断も生じやすく、慣れてくるにしたがって間違いやスピードダウンが起きがちです。そのようなとき、音楽をかけることが解決になることもあります。オフィスBGMで作業効率がアップする理由を紹介しましょう。

単純作業でミスが生じやすい理由

 何度も繰り返して手順もすっかり頭の中に入っている作業ほど、うっかりミスが生じやすいものです。ひとつの小さなミスが思わぬ大惨事を招くこともあり、単純作業といえども侮ることはできません。こういった作業中、とかく社員のモチベーションは下がりがちです。企画を考えるようなクリエイティブな作業中にはドーパミンも分泌され夢中になるものですが、単純作業中はどうしても集中力が低下しやすくなっています。そのため、ミスが生じたり、作業効率が低下したりするといったことが起きるのです。

 また、繰り返す作業や習慣化されている仕事に取り組むとき、社員の中にそういった仕事を軽んじる気持ちが生じるのも事実です。「いつもの通りにやるだけ」「難しくない」などとつい思いがちですが、ルーティンワークがすべて簡単とは限りません。実は複雑な作業も多々あり、慣れたころにこそミスを起こしやすいケースもあります。何度繰り返したとしても、いつも細心の注意を払わなければいけないのです。そうとはいっても、毎回集中して作業をするのはやはり難しく、作業効率ダウン等を招いてしまいます。

自然に集中力をアップさせる大切さ

 社員の集中力をアップさせるために「慣れた作業ほど丁寧に!」などと呼びかけるのもひとつの方法です。もちろん、当たり前のことですし、それに異を唱える社員もいないでしょう。しかし、当たり前過ぎるからこそ、スローガンが頭の中を素通りしてしまうというのもまた事実です。「わかっているけど、できない」ことの典型的な事例ともいえるでしょう。

 こういった問題を解決するときに、言葉だけで意識を高くキープさせようとしてもどうしても限界があります。むしろ「体が勝手にそのように動いてしまう」というような理屈を越えた状態に持って行くことが大事です。ルーティンな作業、社員がやりがいを感じるのが難しい作業ほど、それを開始すると同時に自然と集中力をアップさせるような方法を考えなくてはいけません。

集中力を高めるためにオフィスBGMを!

 オフィスBGMは仕事の集中力を自然と高める効果が期待できます。仕事中に音楽が流れていては、かえって集中力を途切れさせてしまうのではないかという心配の声もありますが、音楽がなくてもオフィス内には絶えずいろいろな雑音が発生しているものです。他の社員が立てる音などが聞こえる環境というのは、集中力を途切れさせる要因が至るところに落ちているようなものといえます。

 だからといって、社員に物音を立てずに仕事をするように言うわけにもいきません。仕事中にはどうしても何らかの音を発して当たり前です。そういった雑音を消すのではなく、オフィスBGMで上書きすれば、お互いを気にせずに作業に集中することもできるでしょう。

 しかし、どんな音楽でもそのような効果が期待できるかというと、それは間違いです。集中力を高めるためにオフィスBGMを流すならば、やはりふさわしい選曲をするようにしなくてはいけません。

仕事に集中できるオフィスBGMの特徴

 音楽の中でもロック、ポップスなどは歌詞に意識が向きがちなので、仕事の効率をむしろダウンさせてしまうこともあります。集中力を高めるには、やはりクラシックやヒーリングミュージックが良いでしょう。しかし、あまりにリラックスしてしまうのはかえってミスを誘発しかねません。ほどよく「やる気ホルモン」ともいわれるドーパミンの分泌を促すような曲がオフィスBGMとしてはふさわしいのです。

 しかし、ドーパミンでやる気をアップさせてもそれが持続しないのでは意味がありません。そこで、活性化したいのが「テンション持続ホルモン」ともいわれるノルアドレナリンです。ノルアドレナリンの分泌が盛んになると仕事そのものが楽しくなるため、どんな単純作業でも集中して取り組めるようになるでしょう。

 ノルアドレナリンの分泌を促し集中力をアップさせるには、音階の起伏は少なくテンポの良い曲がおすすめです。めずらしい曲は意識が音楽に入り込み過ぎる可能性があるので、誰もが知っているクラシックのワルツなどにしてみてはいかがでしょうか。

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オフィスBGMの使い方

オフィスBGMの使い方

 オフィスBGMはどんな音楽にするか同様に、どのように仕事中に流すかも大事です。適切な音楽を選択したとしても、流し方次第では効果を半減させてしまうこともあるので注意しなければいけません。たとえば、いつも違う音楽をかけていてはそのたびに「何の曲だろう?」と、社員の意識を逸してしまいがちです。できるだけ、きまった音楽を流すようにしましょう。

 とくに面倒なルーティンワークの際などは、大いにオフィスBGMを活用したいところです。「またこの作業か……」と、ダウンしがちな気分を盛り上げ、楽しい気分にさせて、自然と手を動かせる状態にするためにも、ぜひオフィスBGMを流してみることをおすすめします。

 繰り返しの作業というのは慣れてくるうちに頭を使わなくてもできるように思えてくるため、作業そのものが苦痛になることがあります。さらに「頭を使わなくてもできる」という奢りそのものも誤解です。どんなに慣れた単純作業でも、使うべき頭脳、神経というのはあります。そういった思い上がりこそがミスの原因にもなるのです。

 そういった負の連鎖を断ち切るには、やはり作業そのものを楽しくしなければいけません。しかし、「楽しくやろう」という社内の掛け声や、社員1人1人の意志だけではどうにもならない部分も多々あります。だからこそ、無意識のうちにも作業への没頭を促すオフィスBGMの出番ともいえるでしょう。

 どんなにクリエイティブな業務内容の会社でも、仕事の大半は習慣化された繰り返し作業です。反対に言えばこういった地道な作業がしっかりと行われてこそ、創造性を発揮できるのではないでしょうか。土台がしっかりしていないところで、どんなにその会社らしさを出そうとしても限界があるものです。けっしてバカにはできない事務作業を滞りなく行うためにもオフィスBGMを有効活用してみてはいかがでしょうか。

 現在の社内放送システムや、オフィス内の音響機器を使用して仕事中に音楽をかければ、確かにそれだけでもオフィスBGMといえないこともありません。しかし、プロに相談すれば選曲はもちろんのこと、最も効果的な配信方法のアドバイスもしてくれるので、本格的に導入することができるでしょう。「なんとなくいつも仕事中に音楽がかかっている」というだけでは十分とはいえないオフィスBGMなのです。

 簡単なようでいて実は奥深いオフィスBGMなので、やはり専門家にデザインしてもらうのが安心です。オフィス家具もデザインや配置によって作業効率を左右するように、音環境も社員に大きな影響を与えます。オフィスの音環境をデザインして、社員1人1人がついやる気をなくしがちな仕事でさえもイキイキと取り組めるような工夫をしてみてはいかがでしょうか。

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