1. コラム
  2. BGMでの快適なオフィス環境作り
  3. 集中力をアップさせる4つのオフィス環境づくりのポイント

BGMでの快適なオフィス環境作り

集中力をアップさせる4つのオフィス環境づくりのポイント

集中力をアップさせる4つのオフィス環境づくりのポイント

生産性を高めるためには、集中力をアップさせることが欠かせません。従業員の集中力は、オフィスの環境を変えるだけで向上させられます。
今回は、集中力をアップさせるのに最適な環境づくりのポイントを紹介します。

ポイント1. オフィスの温度は25度で湿度は50%ほどを心がける

オフィス環境を改善させて、集中力アップをはかる場合、まずは温度と湿度を意識しましょう。一般的にはオフィスに最適な温度は25度で、湿度は50%ほどと言われています。

・夏は28度で湿度50%以下が理想
ここ数年、夏になると猛暑日が続いており、2018年7月23日には、埼玉県熊谷市で最高気温41度を記録したほどです。[注1]

夏場にはエアコンの活用が欠かせませんが、環境省が推奨する夏場の室温目安は、28度です。28度とは、夏日、真夏日、猛暑日において夏日に分類される暑さです。
しかし、環境省が推し進める室温28度というのはエアコンの温度ではありません。「室内の温度が28度」という意味です。

そのため、エアコンを28度に設定したうえで、サーキュレーターや除湿などを行い「室温28度」を目指しましょう。気温が30度を超えた際、風が風速1メートル増すにつれ、1度ずつ体感温度は下がり、湿度も10%下がることで1度涼しく感じるとされています。

[注1] 気象庁|過去の気象データ検索
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=43&block_no=47626&year=2018&month=7&day=23&view=

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・冬場はインフルエンザ予防も兼ねて加湿を心がける

集中力をアップさせる4つのオフィス環境づくりのポイント2

環境省が推奨する冬場の室温は20度です。これも夏のケースと同様、エアコンの温度を20度にしただけでは、暖かく感じません。そのため、加湿を心がけましょう。また冬場は空気が乾燥して、風邪やインフルエンザが流行する季節です。特にインフルエンザの場合、出社停止になってしまうため、オフィスでも予防意識を持ちましょう。インフルエンザウィルスは、湿度に弱いとされているため、湿度50%ほどを保つと効果的です。

・定期的な換気を忘れずに!
定期的に換気することも大切です。特に高層階にオフィスがある場合、あまり窓を開ける習慣がないため、空気が淀んでしまっている可能性があります。

オフィス内に二酸化炭素が溜まってしまうと、眠気を感じてしまいます。

また、換気はシックハウス症候群の予防にもなるため、定期的に行う必要があります。

ポイント2. オフィスには青をはじめとした寒色系を取り入れてみる
勉強や仕事に集中できる色として、青色をはじめとした寒色系が挙げられます。青色には鎮静効果があるとされており、目の前の業務に集中しやすくなります。
男女70名を対象に、色がもつ心理効果を調査した実験では、青は気分を心地よくさせたという結果が出ています。[注2]

そのため、壁にポイントで青を取り入れたり、個人のデスクに青を置いたりして、集中力を高めてみましょう。

[注2]色彩嗜好と色彩の心理効果の性差
https://ci.nii.ac.jp/els/contents110009323681.pdf?id=ART0009884718

・集中するのに向かない色は赤と茶色・ベージュ
青のような寒色系が集中力を高めるのに対して、赤や茶色・ベージュは集中力を欠いてしまうこともあります。
青が気分を落ち着ける色なのに対して、赤は気分を高める効果があるとされています。そのため、やる気を引き出すためには、赤は最適ですが、ひとつの仕事を黙々とこなす業務には不向きといえます。

また、茶色やベージュは、脳を休ませる効果があるため、集中力が低下してしまう可能性もあります。

観葉植物のオフィスグリーンでも集中力アップをはかれる

集中力をアップさせる4つのオフィス環境づくりのポイント3

観葉植物をオフィスに設置して、集中力アップを目指せます。色がもつ心理効果を調査した実験では、青に加えて、緑も気持ちを快の状態にすることがわかっています。
また、植物には目の疲れを癒す効果があります。現代では、従業員ひとりひとりが、PCに向かって業務をしています。さらにプライベートでも、スマホを使用しているため、目の疲れを抱えている人も多くいます。
厚生労働省の調査(2008年)によれば、ディスプレイを長時間眺めることで発症するVDT症候群で悩んでいる人のうち、目の疲れで悩んでいる人は9割以上となっています。[注3]
このような目の疲れも、オフィスに観葉植物を設置することで緩和できます。

・オフィスグリーンに最適な植物
オフィスに観葉植物を取り入れる際は、

*水やりの手間が少ない
*乾燥に強い
*日当たりを気にしいで済む
*花が咲かない
*葉が落ちにくい

などを考慮しましょう。
これらの条件にあてはまる観葉植物としては、5度まで耐えられるうえに日陰や乾燥に強いパキラや、丈夫で枯れにくいサンスベリアなどがあります。

[注3]厚生労働省:結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/saigai/anzen/08/02.html

オフィスBGMで集中力アップをはかる

集中力をアップさせる4つのオフィス環境づくりのポイント4

オフィスBGMでも集中力のアップがはかれます。ですが、すべての音楽ジャンルが集中力アップを見込めるわけではありません。適切な選曲が必要になってきます。

・モーツァルトやバッハといったクラシックをかけてα波を引き出す
人が集中するときは、β波という周波数が脳内で発生しています。ですが、β波が出ているだけでは、脳が疲労してしまいます。そのため、定期的にリラックスした時に発生するα波を引き出すようなBGMを選ぶましょう。

α波を引き出す音楽ジャンルとしては、モーツァルトやバッハといったクラシック音楽が挙げられます。特にモーツァアルトの場合、スローテンポの楽曲からアップテンポな楽曲まで作曲しており、BGMとしてのメリハリも生まれます。

またバッハのようなバロック音楽は荘厳で落ちついたメロディ、演奏が多く、気持ちを落ち着かせてくれます。

・アップテンポな楽曲は避けるようにする
集中力を高める色同様、モーツァルトやバッハのようなクラシックは気持ちを落ち着かせ、集中力を高めることが期待できますが、アップテンポな四つ打ちの音楽などは、集中力アップには向いていません。アップテンポなクラブミュージックは、月曜の朝や、やる気を引き出したいという時に流すようにしましょう。

・マスキング効果で集中力のアップが図れる
音楽にはマスキング効果というものがあります。これは、ある特定の周波数帯を発生させることで、同じ周波数の音を相殺させることです。例えばエアコンのタイマーが切れた途端、冷蔵庫の振動音が聞こえてきた、という経験があるかと思います。このケースは、エアコンの運動音が冷蔵庫の振動音をかき消していたということです。

オフィスBGMを流せば、マスキング効果から周囲の雑音をかき消すことが期待でき、集中力アップが見込めます。

集中力を維持できるオフィスづくりを心がけよう

集中力が維持できるオフィスづくりは、室温・湿度、色、観葉植物、BGMなどで構築できます。
まずは、どれかひとつからでもはじめて、徐々に集中力を高めるオフィスを作っていきましょう。

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