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BGMでの快適なオフィス環境作り

オフィスBGMの適正音量を測定するのに使えるアプリの紹介!

オフィスBGMの適正音量を測定するのに使えるアプリの紹介!

オフィスBGMの適正音量を測定ためには、専門の機器を使用するのが確実な方法ですが、どうしてもコストがかかります。簡単に測定したいのであれば、すぐにダウンロードして使えるアプリはいかがでしょうか。オフィスBGMの適正音量や適正音量であってもうるさいと感じてしまう原因も知っておけば、有効活用できるでしょう。オフィスBGMの適正音量を測定するのに使えるアプリについて基本性能や活用法をご紹介いたします。

オフィスBGMの適正音量とは

 集中力アップやストレス解消、マスキング効果によっての会話漏れの防止などオフィスBGMを流すことによって得られる効果は多岐にわたっています。注意点は大音量を流せばよいというわけではないことです。オフィスBGMが業務の支障になりかねないからこそ、適正なオフィスBGMの音量について考えないといけません。

 集中を妨げないオフィスBGMの音量としては、40~50デシベルが一般的です。静かなオフィスでの音量と同じ程度となります。ほかの音量となるのがオートバイの加速音が120デシベル程度、鉄道のガード下が100デシベル程度、地下鉄の車内が80デシベル程度です。一切音がしない静かなオフィスは緊張感が張り詰めてしまい、会話もスムーズに行うのが難しくなる場合があります。複数の人が出す作業音がしているなかの方が作業効率によい影響を与えます。適正な音量でオフィスBGMを流せば邪魔になることはありません。

選曲と音量の関係について

 オフィスBGMとして流れる音楽は、TPOを踏まえて変えていくのが望ましいです。たとえば、会議室で流れるオフィスBGMがアップテンポな曲である必要はありません。川の流れるイメージなどのBGMを選択すれば、会議の雰囲気が和やかになり、損なわれることはなくなります。また、好まれない種類のひとつとして波の音があります。これはノイズを聞いているかのように思う、工事現場にいるかのように思うという人が多いからです。小鳥のさえずりに関しても精神的にリラックスできる意見があるとともに、夜勤明けかのように気分になるという否定的な人もいます。

 オフィスBGMの選曲をするにあたっては、まず多くの人に好まれる種類の音楽を選択するのが基本です。ただ、知っている曲が流れると集中しにくくなるという意見もあるため、一概に皆が知っている曲を選択するのがよいわけではありません。メロディーが気になると集中できないのなら、音量で調整する方法もあります。ほかのジャンルの曲に比べると肯定的に受け入れられやすい曲であるのなら、音量を調整すれば受け入れやすくなるでしょう。

 40~50デシベルが一般的には邪魔にならないオフィスBGMの音量ではあるものの、選曲次第という点も忘れてはいけません。オフィスBGMの音量が上がるとマスキング効果が高まるものの、音量が大きすぎると騒がしいと感じる人は多くなっていきます。適正音量を測定するにあたって、目安となる40~50デシベルを参考にするのはもちろん、選曲次第で音量の調整をするのも有効です。

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オフィスBGMの音量を測定するための手順

オフィスBGMの音量を測定するための手順

 オフィスBGMの音量を測定するためには、音楽が流れているときと無音時の2パターンを測定しないといけません。これは測定している音量がスピーカーから流れている音楽の音量であるのか、あるいは作業音などの周囲の雑音が音源であるのかを分けるためです。また、時間帯や曜日によって社員の数や来客数が違う場合もあるでしょう。混み合っているときと平常時の2パターンで分けて測定をした方がよいでしょう。

 音楽を流して測定し、BGMの音量レベルを決めるのは、静かな時間帯がよいといえます。目安となる40~50デシベルに標準を合わせたうえで、利用する人の意見を参考にしながら音量レベルを微調整するのも効果的です。流す音楽や再生するスピーカーによって聞こえ方は変わっていき、音量を下げても音楽が耳障りに感じる場合もあります。音楽のアレンジや周波数あるいは空間の特性によっても変わっていきます。オフィスBGMの音量の目安はあっても、必ずしも耳障りにならないかはオフィスの作りや作業内容、聞く人によっても違います。オフィスBGMの音量が適正音量であるかを調べたあとは、利用する人に感想を確認して、ほかに諸問題がないかチェックしましょう。

聴覚上うるさく感じる要因とは

 オフィスBGMの音量は一般的に適正であっても、聴覚上うるさいと感じる要因となるのは、近い音域の音が複数重なって鳴っているときや人が敏感に認識する音が目立って聞こえるときです。どの音楽を選曲するかも関係しているものの、スピーカーやその空間の中での響き方も大きく関係しています。原因のひとつとなるのは安価なスピーカーで音の数が多い曲を選択していることです。

 音数が少ない音楽に変更し、音声信号の周波数特性を変更する音響機器である「イコライザー」を使って、耳障りとなるBGMの音量を抑えるのが解決方法になります。人が敏感に認識する音に関しては、スピーカーの角度を変えたり、イコライザーで帯域の音を抑えたりするのが有効となります。

簡易騒音計として利用できる

 人との会話や周囲の騒音などに頭を悩まされた経験がある人も多いでしょう。そのようなときに騒音はどれぐらいのレベルであるのかを把握しておけば、我慢できるレベルにあるかも分かるでしょう。簡易騒音計として利用できるアプリを使うのがおすすめです。

 使い方はまずアプリを起動すると、画面上のメーターに直近の騒音の数値が表示されます。メーターの右下のボタンをタップすれば、音量の変化が分かるグラフが表示され、現在の騒音の具体的な目安を教えてくれるリスト表示の切り替えもできます。日常レベルの騒音を計測するには十分な機能が備わっており、オフィスBGMの音量を測定も簡単に行えます。

・自動判定してくれる機能
音量を測るだけの一般的な音量計アプリではなく、測定結果と「静か」「普通」「騒音」の3段階で自動判定してくれるアプリがあります。オフィス内の騒音の程度を調べ、さらにはオフィスBGMの音量についても音域や音量を数値化して調べることもできます。使い方もアプリを起動すればすぐにチェックできる便利さが魅力です。測定場所により数値が変化する場合があるため、複数の場所で測定すると、より正確なデータを取得できます。

・自分の装置に合わせてデシベルを補正
デシベルをゲージで表示されるほか、最大値と最小値、平均デシベルを表示するアプリがあります。デシベルの変移をグラフで表記するとともに、装置に合わせてデシベルを補正することもできます。スマートフォンは騒音測定専門装置が備わっておらず、専門消音装置に比べて正確度が低下することもないわけではありません。機器間に測定誤差が存在しているため、使用前に自分の装置に合わせてデシベルを補正して使用すれば、雑音のないときに調整するとより正確なデシベルを測定できます。

・Androidのマイクを使用してノイズレベルや音圧レベルを測定
Android用のプロのサウンドメーターアプリでは、Androidのマイクを使用してノイズレベルや音圧レベルを測定していきます。実際のノイズレベルの±2.5dBの範囲で正確に較正され、より正確にデシベルを測定できます。市場で多く出回るAndroidデバイスに必要な調整を行われています。どの段階の騒音レベルにあたるのかも把握できて、人の聴覚を損なわない安全なレベルで調整することが可能です。

オフィスBGMを有効的に活用するには、適正音量で流すことです。気軽に使えるアプリを利用して、オフィスの適正音量を測定してみましょう。

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