1. コラム
  2. BGMでの快適なオフィス環境作り
  3. リフレッシュルーム設置によるオフィスの癒し空間化4つのメリット

BGMでの快適なオフィス環境作り

リフレッシュルーム設置によるオフィスの癒し空間化4つのメリット

リフレッシュルーム設置によるオフィスの癒し空間化4つのメリット

人の集中力は長く持続しないため、仕事にメリハリをつけて取り組むことが業務効率化のポイントです。そこで、近年ではオフィス内に癒しの空間であるリフレッシュルームを設置するケースが増えています。
率先して導入し始めたのは大手企業ですが、リフレッシュルームは会社の規模に関わらず設置可能なため、中小企業への導入も推奨されています。

今回はリフレッシュルームの必要性や導入のメリット、快適な空間を作るためのポイントをまとめました。

オフィスに癒しを与えるリフレッシュルームの概要と特徴

リフレッシュルームとは、社員が仕事から離れて休息を取るために利用する癒し空間の事です。
人の脳は体と同じく、酷使すると疲れ果ててしまい、時間の経過とともに著しくパフォーマンスが低下してしまいます。そのため、仕事の合間に適度な休憩をはさむ事が仕事の能率アップにつながるといわれています。

実際、ボストン大学不安関連症センターに所属している心理学者エレン・ヘンドリクセン博士が2017年に行った研究によると、45分のタスクを実施する間に5分間の休憩を取ったグループと取らなかったグループとでは、前者の方が優れたパフォーマンスを発揮したそうです。[注1]

日本では、仕事中に休憩を取る=サボりとみなされる風潮が強く、リフレッシュルームの普及はなかなか進みませんでした。
しかし、海外での導入例とその効果が伝わるにつれて徐々に日本のオフィスにも浸透し始め、今では独自の工夫をこらしたリフレッシュルームを設置する会社が増えてきています。

[注1] 「The Impact of Breaks on Sustained Attention in a Simulated, Semi‐Automated Train Control Task」(英文)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/acp.3334

休憩にもコミュニケーションの場にも使える!リフレッシュルーム導入のメリット4つ

休憩にもコミュニケーションの場にも使える!リフレッシュルーム導入のメリット4つ

リフレッシュルームを設置するには、新たなスペースの確保や、心地よい環境を作るための工夫を取り入れるなど相応の手間と費用がかかりますが、そのぶん企業や社員にとって多くのメリットがあります。

・1.質のよい休憩時間を確保できる
リフレッシュルームのない会社ではなかなか休憩を取りにくく、喫煙所で一服したり、自分の席でコーヒーを飲んだりするのが一般的でした。
しかし前者は喫煙者しか利用できませんし、後者は周囲の目が気になって心からくつろげません。

一方、リフレッシュルームは社員が休憩するために設置された専用スペースのため、誰でも心置きなく休めます。会社によっては飲み物が常備されていたり、寝転がれる畳が敷かれていたりするところもあり、心身ともにリフレッシュできます。
質のよい休憩を取った後は疲れが解消され、業務を効率よくこなせます。

・2.社員同士がコミュニケーションを取れるようになる
リフレッシュルームはただ休憩するだけでなく、社員同士の憩いの場としても活用できます。
普段は顔を合わせることが少ない他部署の人間とも雑談を通してコミュニケーションを取ることができ、そこから新たなアイデアや発想が生まれる可能性にも期待が持てます。

・3.対外的なアピールに使える
日本でも徐々にリフレッシュルームが浸透してきていると説明しましたが、海外に比べるとその普及率はまだまだ低く、全体で見ると少数に留まっています。
そのため、社員のためのリフレッシュルームを設置していることは企業としての強みになり、人材採用において有利に働きます。

・4.離職率の低下につながる
慢性的な人手不足に悩まされている企業にとって、今いる社員に長く働いてもらうことは非常に大切です。
とくに入社3年目までの離職率は3割前後と高いため、いかに社員にとって働きやすい環境を作るかが企業全体の課題となっています。

離職理由は人によって異なりますが、早期転職者に前職の離職理由を尋ねた調査によると、最多は「仕事内容への不満」で5割を超えており、次いで「人間関係の不満」「賃金への不満」という結果が報告されています。[注2]
仕事内容や人間関係への不満は社員に多大なストレスを与えるため、その負荷に耐えられず離職してしまう若年層が多いようです。

リフレッシュルームを設けると、疲れを感じたときや仕事に行き詰まったときに心身をリフレッシュできるため、仕事中のストレスが溜まりにくくなります。
また、一時でも仕事を離れてほかの社員とコミュニケーションを取るようにすれば、人間関係のわだかまりが解消されることもあり、若年層の離職率低下につながります。

[注2] 「若者にとって望ましい初期キャリアとは」
https://www.zenkyukyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/20181031_wakamono.pdf

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照明やBGMにこだわるのがポイント!社員満足度の高いリフレッシュルームの作り方

リフレッシュルームは社員の休息や憩いの場として活用する場所なので、居心地の良さを何より重視する必要があります。
どうすれば社員満足度の高いリフレッシュルームを作れるのか、注目したいポイントを3つ紹介します。

・1.間接照明の設置や調光でリラックスできる空間を作る
オフィスでは手元が暗くならないよう、明るめの照明を使用しているケースがほとんどですが、リフレッシュルームは休息を目的としているので、照明はやや暗めに落とした方が癒し効果アップにつながります。

オフィスとリフレッシュルームで照明の度合いを変えれば脳内のスイッチも切り替えやすくなり、仕事にメリハリが生まれます。
ただ、夜間まで使用する場合は暗くなりすぎると困るので、調光可能な照明を設置するようにしましょう。

間接照明などをうまく取り入れれば優しい雰囲気を演出できるようになり、リラクゼーション効果がさらにアップします。

・2.心が落ち着くBGMを流す
BGMは空間演出に欠かせない要素の1つで、心地よい音楽は人の脳と心によい影響をもたらします。
BGMそのものにリラックス効果があるのはもちろんですが、BGMを流すことによって周囲の雑音が隠れるマスキング効果も期待できるため、リフレッシュスペースで仮眠を取りたい人にうってつけです。

近年はオフィス用BGMサービスが普及しており、好みのジャンルを選べば営業時間中、ずっとリフレッシュルームにBGMを流し続けることができます。
BGMのチャンネルはサービスによって異なりますが、リフレッシュルームにぴったりのヒーリングミュージックやイージーリスニングなどもラインナップされているので、導入を検討してみることをおすすめします。

・3.目に優しい観葉植物を飾る
観葉植物には見る人の心を癒す力があるため、休憩室や待合室といった場所には必ずといっていいほど植物が飾られています。
大手企業の中には床を芝生にしたり、壁面を緑化したりしているところもあるそうで、まるで森の中にいるような雰囲気を味わえます。

小規模な会社では、さすがにそこまで資本をかけられませんが、鉢植えを置いたり、あるいは観葉植物の写真や絵を飾ったりするだけでも効果があります。
こちらは手間もお金もそれほどかからないので、リフレッシュルームを作ったらぜひ取り入れてみましょう。

業務効率アップや社員同士のコミュニケーション促進など、リフレッシュルームの導入にはメリットがいっぱい!

リフレッシュルームには社員の疲れを癒す効果のほかに、社員同士のコミュニケーションを活性化したり、新たなアイデアが生まれるインスピレーションを養ったりと、いろいろなメリットがあります。
会社全体の業績アップにつながるのはもちろん、社員に快適な職場を提供することで人材採用によい影響を与えたり、離職の防止に役立ったりする効果も期待できます。

リフレッシュルームのデザインは会社のニーズや規模によって異なりますが、たとえ小規模な会社であっても、オフィスBGMサービスでリラックスできる音楽を流したり、癒し効果のある観葉植物を飾ったりすれば心地よいリフレッシュルームを作ることが可能です。
より社員満足度の高いリフレッシュルームを作りたい場合は、社員にアンケートを採って意見を反映させてもよいでしょう。

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