1890年の創業から130年を超える、紙・文具・事務機の総合商社。システム手帳をはじめとする多種多彩なパーソナル文具のつくり手として数多くの人々の「知的生産をサポートする」を経営理念としている。また、国際連合が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みにも早くから着目し、さまざまな取り組みを実践している。
インタビュー
- 管理本部 総務部 総務課井上 貴義さん
導入事例CASESTUDY
1890年の創業から130年を超える、紙・文具・事務機の総合商社。システム手帳をはじめとする多種多彩なパーソナル文具のつくり手として数多くの人々の「知的生産をサポートする」を経営理念としている。また、国際連合が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みにも早くから着目し、さまざまな取り組みを実践している。
インタビュー
「Sound Design for OFFICE(以下、SDO)」導入前、弊社には「働き方改革の意識付け」やコロナ禍における「ニューノーマルのワークスタイル」など、オフィス環境において、クライアントに提案する立場にありながら課題がありました。例えば、業務時間の認識に希薄さが見られたり、人口密度が低い場所での電話対応がしにくかったり、エントランスやトイレの音漏れがあったり……。オフィスのリニューアルのタイミングに合わせて、それらの課題を解決するため、ワークエンゲージメント向上や、マスキング効果を期待してSDOを導入しました。
SDO導入後、チャンネルを時間刻みでスケジュール設定することで、休憩・帰宅時間の認識向上にも繋がりましたし、適度な音量でBGMが流れていることによるマスキング効果で、オフィス内でも打合せや電話が、周囲を気にせず行い易くなり、トイレの音漏れもかなり軽減できました。
とにかく好きな音楽を聞きながら仕事を捗らせたかったというのは内緒です(笑)。
ちなみに、BGMは時間帯や季節によって細かく使い分けています。(下記参照)
例
早朝:小鳥のさえずりや自然を感じるチャンネル
掃除:情熱大陸でモチベーションを上げる
朝礼時:マスキング効果の環境音
午前:集中力アップやクラシックなど
昼休憩:ランキングチャンネル
午後:オフィスBGM(デイ・イブニングなど時間で区切る)
夕方:ジャズや季節感の出るチャンネルでオフに繋げる
定時:終業アナウンス
時間外:ローリング・ストーンズ専門チャンネル(社長への忖度!?)
区切り:別れのワルツ(蛍の光)
夜間:システム無音
昼休みにランキングのチャンネルを挟むことによってリフレッシュだけでなく、若手社員が口ずさんでいたり、流れている音楽で世代や性別を越えた偶発的な話題が広がったりと、快適なオフィス環境づくりができているだけでなく、打ち合わせ相手との会話も増え、音楽がコミュニケーションツールとしても一役買っています。
また、チャンネルのタイムテーブルは一定のルールを設け社員が順番制で設定。これにより、全員がオフィスBGMに親近感を持って取り組むことができ、働く場所への愛着やオフィスに出社して仕事をしたくなる感情が育っています。
音楽ひとつでオフィス環境の課題をいくつか解決してくれたことと効果にビックリしつつ、喜び聴き返している毎日です。今後も音楽を楽しみながらSDOの力を借りて、快適で有意義なオフィスづくりを行い、お客様に提案し続けます。
リニューアルされたオフィス。マスキング効果もあり、以前よりも打ち合わせや電話がしやすい空間に!