米穀の卸売りを中心に、レトルト食品や冷凍米飯、米粉製品の企画・開発、病院や学校への給食サービス事業などを展開。米粉麺やライスサンド、独自の技術から開発した「早炊米」など、米穀を利用したユニークな商品展開にも力を注いでいる。
インタビュー
- 管理事業部 業務推進部 課長鈴木淳さん
導入事例CASESTUDY
米穀の卸売りを中心に、レトルト食品や冷凍米飯、米粉製品の企画・開発、病院や学校への給食サービス事業などを展開。米粉麺やライスサンド、独自の技術から開発した「早炊米」など、米穀を利用したユニークな商品展開にも力を注いでいる。
インタビュー
当社は米穀の卸売りをメインに、給食や冷凍食品、加工食品への米穀の供給、日配品の製造販売を行う会社です。
昨年70周年を迎えたのですが、これまでの本社ビルが、昭和の時代の古い建物だったんです。修繕するにもコストがかかるというので、移転することになりました。それで、たまたま私が移転プロジェクトの担当になり、ちょっと移転前とは違う試みをしたいと思ったんです。
例えば、新オフィスでは上手(かみて)と下手(しもて)を逆にし窓際の居心地の良い特定席を社員に有効活用してもらおうと考えました。
また、新オフィスに移転してからは事務服を撤廃し、私服の上から着用できる上着を作りました。色も赤、青、黒、紺の4色にし、社員が好みで選べるようにしています。
そのほかにもコーヒーサーバーを導入したり、畳の休憩スペースやリフレッシュできるエリアを設けたり、社員にとって居心地のよい空間をつくろうと、いろいろとプランを練っていたのですが、ちょうどその時にお付き合いのあったUSENさんにBGMの提案を受けたんです。それで試用したところ、思いのほか反応がよく、導入を決定しました。
当初はBGMが電話口で邪魔にならないか…などの心配の声もあったのですが、実際に電話をかけてテストするなどし、最適なボリュームに設定しました。おかげでクレームなどもなく、雰囲気がよくなったとの声が上がっています。
また、当社の休憩室はお昼時になるとテレビをつけるのですが、BGMがあると執務室で仕事をしていても休憩室の音が気にならない。私自身、自分の席が休憩室の隣にあるのですが、あまり雑音が耳に入らなくなりました。逆にシーンとしている他の営業所に行くと、寂しい感じがしてしまうほどです。
それからタイムテーブルを自由に変えられるので、仕事のメリハリをつけるのにも一躍買っていますね。現在、執務室では就業5分前の8時25分には気分が上がるようにアップテンポの曲を流しています。また毎週水曜日は朝礼があるので、その時間は無音に設定しています。さらに17時30分には終業のアナウンス、週1回はノー残業デーのアナウンスを入れるなどし、社員の意識に訴えるようにしています。
以前のオフィスでは部署ごとにフロアが分かれていたのですが、新オフィスではすべて1フロアに収まっていることもあり、残業をしている人が一目でわかる。他の人が帰っていると、自分も帰りたくなるし、そこにBGMやアナウンスで帰宅を促すことで、残業時間削減への相乗効果が期待できるのではと思っています。
将来的には、本社だけでなく、他の営業所にも導入していく予定です。居心地のよい環境が整ってきて、あとは社員のモチベーションの今後に期待しています。
1フロアで見通しのよい執務室。上手(かみて)と下手(しもて)が逆というユニークなレイアウト。写真左手に窓がある。
窓際の居心地のよい空間には、ストレッチポイントを設置。仕事中にリフレッシュできるように健康器具なども置かれている。