JR九州建設工事部 様

JR九州建設工事部では、鉄道に関する設備を安全につくるため、計画、設計、発注、施工、
竣功までの一連のプロセスを管理する業務を行っています。

これらの業務には専門的な知識を要する上、社内社外問わず多くの関係者を取りまとめる力が必要となります。
非常にやりがいがある仕事なのですが、その分、大きな責任を担わないといけません。
そのため、社員のケアにはとても気を使っています。今回のオフィスBGM導入もその一環です。

ー背景
職場内の明るい雰囲気作りのため、まずは朝の挨拶をしっかり行うようにしました。また、
個人的な取り組みですが、マスクの着用が緩和されてからは、マスクを外して表情をしっかり見せるということもしました。これは、コロナ禍でのマスク生活により、表情が見えないと
共感や肯定の意思が伝わりづらくコミュニケーションが取りにくいということを実感したからです。
地道な取り組みを続けることで職場内の雰囲気は良くなったと思うのですが、まだまだもの足りなさを感じていました。

コミュニケーションを活性化させるために、当部ではもともとフリーアドレスを導入していました。しかし、業務に集中すると誰も何も話さず、”シーン…”とした状態になっていました。せっかく普段会話をしない人と隣の席になったとしても、ちょっとした会話もできないような空気がいたるところで漂っていました。
私見ですが、雑談ができる関係性があると仕事のコミュニケーションはとりやすい、と考えています。そのため、”シーン…”とした状態を無くし、社員間でもっと雑談ができるような環境を作りたいと思いました。

ー導入の経緯
そこで、オフィスBGMの導入を検討し始めました。インターネットで調べてみるとオフィスBGMを展開している会社は何社もありました。その中で、「オフィスBGMが社員間コミュニケーションに及ぼす影響」や「居心地の良いBGMの音量に関する研究」など科学的なデータに基づいてオフィスBGMを展開している会社に目が留まりました。それがUSENさんです。実績もあり、契約後のフォロー体制もしっかりしているということからUSENさんを採用することに決めました。
参考：音空間デザインラボ　https://usen.com/portal/otodesign/

ー効果
オフィスBGMを試験的に2ヶ月間利用した後、社員に対し導入の可否を問うアンケートを行いました。その結果は、76人中67人が導入に賛成というものでした。 試験利用前には若干後ろ向きな意見を聞いていましたが、アンケートでは多くの社員がオフィスBGMに肯定的でしたので 安堵しました。
これまでは「みんな真面目に仕事しているから、話したり笑ったりしたらダメかな」という
雰囲気があり、少し静かな職場でした。しかし、オフィスBGM導入後は社員同士の会話や笑顔が増え、賑やかになったと思います。ちょっとした立ち話や気軽な相談などもしやすい環境になったのではないでしょうか。
他にもストレスの緩和や、仕事への集中力アップにも繋がっていると感じています。

今や当部ではオフィスBGMは当たり前の存在になりつつあります。終業時間にBGMを止めているのですが、音楽が鳴り止むとそこで初めてBGMが流れていたことに気付く社員や、「何だか寂しい」と感じる社員がいます。
それぐらいオフィスBGMは欠かせないものになっています。

【ある一日のプログラム】
8:00～9:00 モーニング・クラシック （小鳥の声入）
9:00～11:00 オフィスBGM （powered by KOKUYO）（モーニング）
11:00～12:30 POPULAR JAZZ COVERS
12:30～13:30 オフィスBGM（powered by KOKUYO）デイ
13:30～15:00 Concentration～働く人の集中力UP～
15:00～17:55 ひらめきをもたらすBGM
17:55～19:00 【健康BGM】免疫力を高めるJAZZ
19:00～19:50 オフィスをお洒落にする salon jazz
19:50～20:00 帰宅を促す音楽

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