コラム

「プレミアムフライデー」を導入している企業向けのアナウンス活用で職場環境が変わる!

2018/02/08

「プレミアムフライデー」を導入している企業向けのアナウンス活用で職場環境が変わる!

プレミアムフライデーは社員の気分をリフレッシュさせ、仕事へのモチベーションを高めるといわれていますが、いまひとつ効果を実感できていない企業もあるでしょう。それはもしかしたら、アナウンスの仕方に問題があるのかもしれません。プレミアムフライデーを浸透させる、オフィスBGMを活用した告知方法を紹介します。

プレミアムフライデーとは?

 プレミアムフライデーとは、2017年2月24日に政府主導でスタートした、個人消費喚起キャンペーンです。毎月最終金曜日には午後3時に仕事を終えて、買い物や旅行など余暇の時間にあてることを推奨しています。だいたい給料日直後となるため、個人消費も盛んになりがちで、実際にプレミアムデーセールやキャンペーンを行った企業の約7割で、来店者増加が記録されているそうです。政府と経済界が目指した消費の拡大に貢献しているといえるでしょう。この勢いで日本経済全体を上向きにすることも期待されています。

 企業側にとってもプレミアムフライデーは社員のリフレッシュのための良い機会です。とくに会社としてレクリエーションの機会などを設けなくても、終業時間を早めるだけで各々が好きなように気分転換して労働意欲を回復してくれるなら、コスト削減にもつながります。しかし、プレミアムフライデーによって午後3時に帰れるからといって、仕事へのモチベーションアップになるような過ごし方をしているとは限りません。確かに消費活動は盛んになるかもしれませんが、単にストレスが講じて買い物で発散しているだけというケースも多々あります。

せっかくのプレミアムフライデーが……

 最初の頃こそ毎月最終金曜日に午後3時に帰宅できるというだけで、「日が明るいうちに帰れるなんて!」と、感動した人もいるでしょう。しかし、毎月当たり前のようにプレミアムフライデーがめぐってくるようになると、初めのような感動は薄れてしまうものです。なんとなく早く帰宅して家でダラダラと過ごし、これといった気分転換にもならない……というように、プレミアムフライデーが「ただ単に少し早く帰れる金曜日」となってしまっている人も少なくありません。

 これでは仕事へのモチベーションがアップするわけもなく、企業としては同じ給与を支払いながら労働時間だけ短くなるばかりという好ましくない状況といえます。かといって、プレミアムフライデーのために企業が何かレクリエーションを実施するというのも疑問です。それではコストがかかってしまいますし、企業にとって「何もしなくても社員が自発的に労働意欲を高めてくれる」というメリットを活かすことができないからです。

プレミアムフライデーを利用しにくい職場環境

プレミアムフライデーを利用しにくい職場環境

 一方、企業としてプレミアムフライデーを推奨しているにもかかわらず、実際に利用しにくいオフィスもあります。やはり、メンバーの大半が午後3時になっても平然と仕事を続けている状況では、いくらプレミアムフライデーだからといって1人で帰る勇気のある人は少ないでしょう。確かに、プレミアムフライデーは義務ではないので、たとえ最終金曜日でも夜遅くまで仕事をする自由はあります。また、とてもプレミアムフライデーなどといってはいられないほど業務が立て込んでいることもあるかもしれません。

 一方で、本音ではぜひプレミアムフライデーを利用したいと思い、急いで仕事を片付ける人もいると思います。そういった人も、周囲が仕事を黙々と続けていると、それにあわせてプレミアムフライデーの権利を行使できないというのも問題です。とはいえ、職場で軋轢を生んでまで権利を行使するというのでは本末転倒でしょう。職場環境がギクシャクしてしまうようでは取り入れる意味がありません。こうした状況を考えると、職場環境を改善してよりいきいきと働けるようにするのが、企業がプレミアムフライデーを導入する意義といえます。

プレミアムフライデーを効果的にアナウンスする!

 企業がプレミアムフライデーを導入するならば、社員ひとりひとりが有意義な最終金曜日を過ごせるように、また、誰でも気軽に取得できるような職場環境を整えることが大事です。まず、最終金曜日であることを告知して気分を盛り上げるようにしましょう。だからといって業務放送のようにアナウンスしては、まるで仕事の一環のような雰囲気が醸し出されてしまいます。これでは自主的にモチベーションアップを図るという本来の意義が薄れてしまうでしょう。

 つまり、プレミアムフライデーを生かすも殺すもアナウンス次第といっても過言ではありません。アナウンスの方法を工夫することで、誰でも気軽に利用できるような職場環境に導くこともできるでしょう。また、ただ単に早く帰れるだけではない特別な時間として「せっかくなので有効活用しよう」と気分を盛り上げることも可能です。そのためにはたとえば、オフィスBGMを使用してプレミアムフライデー気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか。

 オフィスBGMならば、言葉でのアナウンス以上に直感的に気持ちのスイッチを切り替えることもできます。それまで仕事に熱中していた人も自然と手が止まり、プレミアムフライデーをどう過ごすか考え始めるように促すこともできるでしょう。誰かの掛け声に従わせるのではなく、社員ひとりひとりのスイッチを入れてプレミアムフライデーへと向かえるようにしてこそ、自発的なモチベーションアップも期待できます。ぜひオフィスBGMを有効活用してみてはいかがでしょうか。

オフィスBGMの選曲のポイント

 プレミアムフライデーのアナウンスのためにオフィスBGMは非常に有効な手段といえますが、選曲を間違えるとせっかくの効果も半減してしまいます。たとえば、終業を告げるBGMだからといって、しんみりとした曲を流すと、いきいきとした雰囲気づくりには向きません。また、いくらこれからオフの時間というのを告知するためとはいえ、浮かれすぎていたり騒がしすぎたりする曲も、オフィスという場所にはふさわしくないでしょう。プレミアムフライデーといっても全員が遊びに行けるわけではなく、片付けなければいけない仕事に追われている人もいる点には配慮が必要です。

 プレミアムフライデーを効果的に告知し、なおかつ職場環境になじむ曲となると、明るいクラシックなどが良いかもしれません。たとえば、聞く人の気分をウキウキと高揚させる効果があるといわれているモーツァルトの楽曲などもおすすめです。プレミアムフライデー告知はこの曲と決めておいて、毎月最終金曜日の午後3時近くに流してみてはいかがでしょうか。もちろん、クラシックの他にもふさわしい曲はいくつかあるので、オフィスBGMに関する専門家に相談してみるのもおすすめです。

 これまで職場環境の整備というと、デスクの配置等、物理的な環境を整えるイメージだったかもしれません。しかし、これからはサウンドデザインの時代ともいわれています。音の側面から職場環境を整え、プレミアムフライデーのような告知にもオフィスBGMは役立ちます。とかく言葉による指示というのは浸透するまで時間がかかるものです。一方のオフィスBGMならば直感的に理解され、職場の雰囲気を作るのにも最適です。プレミアムフライデーを誰もが自由に取得して、いきいきとモチベーションをアップさせるために有効活用してみませんか?



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