コラム

大手販売企業の売上達成を知らせる”チャイム”代わりのオフィスBGMとは?

2018/02/06

大手販売企業の売上達成を知らせる”チャイム”代わりのオフィスBGMとは?

オフィスで流すBGMを厳選し、適切に使用するとさまざまな効果が期待できるものです。社員の作業効率を改善するだけなく、売上げアップにつながる活用法もあるのはご存じでしょうか。売上達成を知らせる”チャイム“としてオフィスBGMを活用する方法を紹介します。

オフィスBGMがなぜ必要なのか?

 オフィスでデスクの配置を変えるなどインテリアを工夫することで、より働きやすい環境を整えようと奮闘している担当者も多いかもしれません。実は、そういった物理的な環境だけではなく「音」も働きやすさを大きく左右します。現在のオフィスの音環境はどのようになっていますか?これといったBGMは流していない企業がほとんどではないでしょうか。もしくは有線などをなんとなく流しているという状態で、音楽にこれといったこだわりは持っていないかもしれません。

 「とくに音楽はかかっていない静かなオフィスの方が仕事に集中できる」と、思われがちですが、それは必ずしも正しくありません。BGMがない場合、聞こえるのは人の声だけになります。「つい近くの人たちの会話が気になって仕事に集中できなかった」という経験は誰でもしたことがあるのではないでしょうか。また、大事な打ち合わせをしている時に「パーテーションの向こうに漏れてないか気になってストレスだった」という声もよく聞きます。しかし、オフィスBGMがかかっていれば人の声を遮断することができるので、それぞれ作業に没頭できるというわけなのです。

“チャイム”としてのオフィスBGM

 雑音を消し仕事への集中を促すオフィスBGMですが、他にも“チャイム”として使用することも可能です。たとえば、朝の始業時に必ず決まった音楽を流すのを毎日続けていれば、その曲を耳にしただけで仕事モードに切り替わるという状態を作り出すこともできるでしょう。現在、始業チャイムを流している企業もあるかもしれませんが、音楽はただのチャイム以上に人間の心理にさまざまな影響をもたらします。会社のアイデンティティとなるような曲を選び「今日一日この会社の社員として頑張って働こう」と、愛社精神を育成するのも良いでしょう。

 チャイムというと始業、終業ぐらいしか思い浮かばないものですが、他にも効果的に鳴らしたいシーンがいくつかあります。たとえば、売上達成した瞬間に特定の曲を流すようにするというのもひとつの方法です。その曲を聞けば社員の誰もが「売上達成だ!」と、感覚的に理解できるようになるでしょう。文字によるお知らせ以上にインパクトがあり、同じ会社の一員として喜びを分かち合えるのは大きなメリットです。働くことへのモチベーションをアップさせるのにも必ず役立つことでしょう。

オフィスBGMによる売上達成告知の事例

オフィスBGMによる売上達成告知の事例

 どのような販売企業でも、売上達成は最重要事項といっても過言ではありません。売上達成は、最前線となる営業職はもちろんですが、すべてのスタッフの努力の賜物ともいえます。できれば全社をあげてその瞬間を分かち合い、さらなるモチベーションアップにつなげたいところです。

 中小規模の販売企業ならば全社員への通知も比較的簡単かもしれません。しかし、大手販売企業ともなると社員数も多く、全員にその瞬間を知らせるのは簡単ではありません。メールを一斉配信するなどの方法もありますが、開封する時間はまちまちなので同時に喜びをともにするのは難しいでしょう。

 そこで、大手販売業者の売上達成告知にぜひ活用をおすすめしたいのがオフィスBGMです。目標売上に達成した瞬間に流す曲を決めておけば、瞬時に全社員に告知することができます。全国に支社があるような販売業者でも、距離を越えてお互いの気持ちをひとつに結びつける瞬間となるでしょう。スタッフ同士の絆を強め、一丸となって新しい目標に向かって邁進して欲しいという願いを叶えるのにピッタリの方法です。

 価値観の多様化している昨今、たとえ同じ企業理念の元に集まった仲間でも、気持ちをひとつにするのはなかなか難しいものです。しかし、だからこそオフィスBGMによって売上達成の瞬間を喜び合うなど、「共感の体験」をひとつでも多く積み重ねるのは非常に重要といえるでしょう。「共感の体験」を創出するにはトップダウンでは難しいのが実際のところです。いかに経営者が従業員たちへ想いを伝えたとしても、必ずしも全員に共感してはもらえません。しかし、音楽はより直感的に受け止められる特徴があります。同じ曲に感動する「共感の体験」によって社内のチームワークをより強固にしてみてはいかがでしょうか。

社内放送がNGな理由

 大手販売業者が売上達成の告知をするのに、社内放送をするというのもひとつの方法です。しかし、その時、会社の中にいるのは社員だけではないかもしれません。たとえば、取引先の方が打ち合わせに来ていることもあるでしょう。もし、取引先の方がそういったものを耳にしたらどのように思われるでしょうか。悪い話ではないにせよ、いわば身内の話を他人様に聞かせてしまうような気まずさがあります。また、それを聞かれては困るような内容の話を進めていないとも限りません。やはり、売上達成の知らせは社員だけがわかるオフィスBGMが無難といえるでしょう。

オフィスBGMのその他の効果

 以上のようにオフィスBGMは大手販売業者が売上達成の告知をするのに大変役立ちます。もちろん、販売業者以外の業種でも活用しているところは少なくありませんし、数多くの効果があると評判です。たとえば、少し前まではパーテーションで仕切ったオフィスが主流でしたが、最近では仕切りのないオープンプランオフィスが人気を集めています。社員同士のコミュニケーションを促進することで業績アップをはかる企業が増えているのです。「仕切りがないと集中できないのではないか?」という不安もあるかもしれませんが、そこでオフィスBGMの出番となるのです。

 オープンプランオフィスの問題点は、周囲の席の人の声やキーボードを叩く音などによって集中力が途切れがちという点です。また、どうしてもプライバシーが欠如することになってしまい、仕事に没頭しづらいという声もあります。つまり、まわりの人が気になり過ぎて、オープンプランオフィスのメリットであるコミュニケーションの活性化が期待できなくなってしまうのです。しかし、オフィスBGMを流せば「人」よりも「音楽」に注意が注がれるようになります。今流れている音楽に気を取られ、近くの人が何をしているかがあまり気にならなくなるという効果があるのです。

 一般的なオフィスだけではなく、手術室でオペをする外科医でさえもお気に入りのBGMを流している時の方が、パフォーマンスが良くなるという報告があります。手術も共同作業なのでまわりの人に気を使いすぎるのも集中力を途切れさせる原因になりがちです。しかし、BGMを流すことでほどよく人のことを気にしなくなり、オペに集中できるというわけです。失敗の許されないようなプロジェクトの現場ほど、オフィスBGMを活用すべきともいえるでしょう。

 大手販売業者の売上達成告知をはじめとして、流行のオープンプランオフィスでのチームワーク向上、重要なプロジェクトでの高度な集中力維持など、オフィスBGMのメリットは枚挙に暇がありません。今一度そのメリットを理解し、いち早く導入を進めてみてはいかがでしょうか。



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